今回の外来講習は、ジャン=ジャック・ボルヌ氏にお越しいただきました。
毎期来校してくださっているボルヌ氏は、1994年にM.O.F.（国家最優秀職人章）を受章されています。
リヨンからほど近いサン＝テティエンヌと言う街で、「ブティック・香 BOUTIQUE KAORI」を経営されており、併設したラボで少人数制の料理とお菓子の学校を主宰、そして栗の製品を扱う会社の中ではトップブランドといえる「マロン・アンベール社」の専属デモンストレーターを務められ、幅広く活躍されている方です。
ご本人は日本の事もよくご存知で、デモンストレーターとして来日することも多いそうです。

今回はこちらの製品を作っていただきました。

LUXURE
冬にピッタリの栗を主役にした一品。
栗のペースト、ピューレなどを使用した２種類のクリーム、その中にイチゴとグレープフルーツを使用したジュレが入っており、栗の濃厚さに加え、後から来るフルーツの爽やかさも楽しめる製品です。
電子レンジで生地に火を通したものを仕上げに使用するなど、今までに見たことのなかった技法に学生たちも興味津々でした。

助手を務めた学生にたくさんの作業を経験させてくださり、とても勉強になりました。
今回助手を務めたのは菊池紗莉奈さん、長里美さんです。

菊池さん「たくさんの事を手伝わせていただき、細かな技法の違いもとても参考になりました。ひとつひとつの手間を惜しまずに行うことが大切で、色々な材料に関してももっと興味を持って学ぼうと思いました」
長さん「とても緊張して、シェフのフランス語を上手に聞き取れない時が何度かあり、もっと勉強しなければとやる気が出ました。作業もうまく動けないことが多々ありましたが、優しく誘導していただき、とても貴重な体験ができました」

シェフと助手の二人で記念撮影。

講習終了後、みんなで記念撮影。

Merci beaucoup ! M. BORNE !!