ブルゴーニュ地方、ベルフォールにある「Pâtisserie Chocolaterie KLEIN」より
ポール・クライン氏に講習に来ていただきました。

クライン氏のお父さん、ステファン・クライン氏は独学でアメを学び、
おとぎばなしのような独創的な世界をアメだけで表現する、
今やアメ細工の第一人者として注目を集める人物です。

息子のﾎﾟｰﾙ氏もその意思を引き継ぎ、15歳から見習いをはじめ、
数々のコンクールに出場されており、優秀な成績を収められていますし、
コンクールの審査員も勤められているほどの実力の持ち主です。

今回はコンフィズリーを数種類作って頂きました。

ベルランゴ・カンヌ・ア・シュクル

　
写真中央。
ミントの香りをつけたアメを細い棒状にし、テトラパックの形になるように切っていきます。

ボンボン・ロック

よく見ると文字が書いてあるように見えますが、アメで「KLEIN」という文字を作り、
周囲を白いアメで覆いベルランゴ同様細い棒状にし、今度は包丁で断面が出るように切っています。
日本の金太郎飴のようなものです。

フレ・フリュイ・エキゾチック/フイユテ・プラリネ

中身はアメではなく、それぞれエキゾチック風味のパート・ド・フリュイと自家製のプラリネが入っています。

パート･ド･フリュイ・ブラッディー・マリー

カクテルのブラッディー・マリーをイメージした、パート・ド・フリュイ。トマトジュースをベースに、
黒胡椒、タバスコ、ウォッカなどが入っています。

今回助手を努めてくれたのは望月 花夏さんと住友 麻理さん。

望月さん「普段あまり触れることの無いアメを中心としたコンフィズリーだったので、
助手をする貴重な経験が出来ました。
フイユテ・プラリネFeuilleté pralinéは作り方もですが、食べた時の食感にも驚かされました。」

住友さん「アメ細工の実習前にシェフの助手が出来て、とても参考になりました。
もう少し早く理解して作業についていけるようになりたいと思いました。」

シェフと助手をしてくれた二人とで記念撮影。

講習終了後、シェフとみんなで記念撮影。

Merci！ M.KLEIN!!