製菓外来講習 M.ALAIN ROLANCY(アラン・ロランシー氏)/Patisserie ROLANCY(パティスリー・ロランシー)
今回は、リヨンのクロワ=ルッスCroix-Rousse地区にある「パティスリー・ロランシー」よりオーナーシェフのアラン・
ロランシー氏をお招きして、講習をしていただきました。ロランシー氏は1993年にM.O.F.(フランス最優秀職人章)を
受章されています。
2年に1度開催される「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリCoupe du Monde de la Pâtisserie」、次回は2015年
1月に開催されます。日本も毎回のように出場し好成績を収めていますが、その大会にフランス代表として出場されたことも
あり、今では同大会の審査員を務められています。
「パティスリー・ロランシー」は辻調グループフランス校の研修先でもあります。現研修生である岩田和也君も助手を
務めました。
今回作成してくださったガトーがこちら。
TARTE ESTIVALE
土台のタルト生地の中にたくさんのフランボワーズを入れ、そこにバニラのアパレイユを流し、焼きます。日本の「焼き
プリン」に近いかもしれません。その上に軽いチョコレートのムースを重ねています。
TARTE SENTEURS DE PROVENCE
こちらのタルトには、アーモンドのムースと共に白桃と黄桃のコンポートが敷き詰められています。一口食べると、
桃のみずみずしさと甘い香りが口の中を満たしていきます。
講習終了後、岩田君から研修についてのいろいろなお話がありました。
生活のサイクルは?今のうちにやっておくべきことは?研修が4ヶ月後に控えている在校生には全てが興味深い
内容ばかり。新たな目標が出来たでしょうか?
製菓研究課程の横山可奈さん(左)、岡田雄大君(右)も助手を務めました。
最後に全員で記念写真を撮りました。
Merci M.ROLANCY et M.IWATA!!