調理外来講習 M. Bertrand MILLARD(ベルトラン・ミラール氏)/Château de Pizay(シャトー・ド・ピゼ)
辻調グループ フランス校、シャトー・ド・レクレールからほど近いボージョレ地区のサン=ジャン=ダルディエルSaint-Jean-d'Ardièresにある4つ星ホテル「シャトー・ド・ピゼ」より、シェフのベルトラン・ミラール氏と、アシスタントのブラッド氏にお越しいただきました。
ミラール氏は3つ星レストラン「メゾン・ピック」などで研修され、2013年、「テタンジェ国際料理コンクール」で見事優勝した実力派料理人です。
Saumon d'Ecosse Label Rouge 45/43, Crème légère au Raifort
サーモンを低温調理し、西洋わさびのクリームとハーブのマヨネーズを取り合わせた前菜です。パーツひとつひとつの細かい作業がとても際立つ一品です。
Homard Bleu Rôti, Céleri, Pomme Granny, Epine Vinette et Sauce Choron
オマールをメインにした一品です。オマールの身はしっとりと火が通っています。付け合わせには根セロリのリゾットやシードル酢のジュレなどが添えられており、イチゴとトマトのソースとソース・ショロン(温製マヨネーズ)でさっぱりと頂ける料理になっています。
ミラール氏はテンポよく料理を作られていて、学期末の卒業記念食事会「ムニュ・スペシオ」を目前に控えた学生たちにとって、とても参考になる講習でした。
アシスタントを務めた学生は、フランス料理研究課程の新井良安君(左端)、吉満夏海さん(右から三番目)、吉村一平君(右から二番目)、高野敦史君(右端)でした。