FRANCE

辻調グループ フランス校

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外来講師M. Jacques THIBAUD(ジャック・ティボー氏)/CRIEL(ローヌ・アルプ地方酪農協同組合)

フランス校教壇から

2014.11.25

本日は、調理・製菓合同の外来講習として、フロマージュ(チーズ)の講習を行いました。
講師は、フロマージュのスペシャリスト、ジャック・ティボー氏にお越しいただきました。
ティボー氏は、CRIEL(ローヌ・アルプ地方酪農協同組合)に勤務されていた方で、
引退後も世界各地で乳製品の普及に努めていらっしゃいます。


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フランス校では、ふだんの調理・製菓の講習・実習の他に、フロマージュやワインなど、フランスの食文化を学ぶうえで
欠かせない重要な事柄について学ぶプログラムがあります。すでにシカレックス社でボジョレーワインの見学を行いましたが、
今回は調理・製菓合同の講習でフロマージュについて学びました。


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講習では、まずはフロマージュの作り方や種類について講義していただきました。ふだんなかなか意識することのない
フロマージュの作り方について、資料や板書を交えて、時には実物のフロマージュを手に、分かりやすく解説していただきました。


また、フロマージュの原料には牛乳のほかに羊やヤギの乳があり、さらに様々なタイプがあります。原料によっては、
形が決まっているものもあり、今まで単にチーズと思っていたものが、奥深い食文化の一端であることに学生たちも
気付かされたことでしょう。


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次に、いよいよ試食の時間です。試食したフロマージュは、「コンテComté」「サント・モール・ドゥ・トゥーレーヌ
Sainte-Maure de Touraine」「カマンベール・ドゥ・ノルマンディCamembert de Normandie」「ポン・レベック
Pont l'évèque」「ロックフォールRoquefort」の5種類です。


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試食の間も、ティボー先生から、それぞれのフロマージュについての解説はもちろん、レストランでのフロマージュの
サーヴィスの仕方やワインとの相性について等のアドヴァイスをしていただきました。


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フロマージュの中には、においや味のきついものもあり、苦手な学生もいたかもしれませんが、フランス校の生活を通して
フロマージュが大好きになる学生も少なくありません。
本日は、フランスの食文化にとって重要なフロマージュについて、専門家による講義を聞き、解説付きで試食ができたことは、
学生たちにとって貴重な経験となったことでしょう。