今回の外来講師は、ジュリアン・トマソン氏です。
リヨンから約50キロのサン＝シャモンSaint-Chamondという街にあるホテル・レストランで、現在フランス校の研修先にもなっている「レ・ザンバサドゥール」の料理長です。

講習内容は、マグロを使った料理と、子羊を使った料理の2品でした。

1品目はマグロの料理です。
Le thon rouge mariné aux herbes, Marinière de tourteau,vinaigrette 'Orange/Passion'

マグロの表面をさっと焼いて、ハーブで漬け込み、カニと野菜のサラダを添えています。

2品目は子羊の料理です。
Le carré d'agneau en croûte de Moutarde savora et chapelure d'herbes, tartine de légumes, suc de navarin 'Curry/Raisins'

子羊の背肉をローストして、マスタード、ハーブの香りをつけました。仕上げにカレー粉とレーズンを加えたソースを流します。

研修生の荒川智貴君もシェフと教壇で料理を作り、盛り付けていました。

調理場では、非常に明るいシェフから多くのことを学んでいるそうです。

今回の授業では、以上の2品を作りながら、食材に火を通す方法のポイントと多くの応用（バリエーション）についてご指導いただきました。

講習でトマソン氏のアシスタントを担当したのは、フランス料理研究課程の徳丸克也君（左端）、村松真帆さん（左から2番目）、新井良安君（右から2番目）、長沢邦彦君（右端）でした。