製菓外来講習 M. Laurent LEJEUNE(ロラン・ルジュンヌ氏)/Pâtisserie LEJEUNE(パティスリー・ルジュンヌ)
今回はリヨン近郊のヌーヴィル=スュール=ソーヌNeuville-sur-Saôneという街にある、「パティスリー・ルジュンヌ」のオーナーパティシエ、ロラン・ルジュンヌ氏に講習をしていただきました。
「パティスリー・ルジュンヌ」では、ガトーの他にショコラやコンフィズリーなども扱っていて、同じ規模のパティスリーと比べても、たくさんの種類のお菓子が並んでいます。トラディショネルなものにルジュンヌ氏ならではの工夫を加えたお菓子が、地元のお客を中心に評判を呼んでいます。フランス校の研修先でもあります。
今回作ってくださったお菓子はこの2品です。
BAHIBE /GUANAJA
マジパンの入ったチョコレート風味の生地にクレーム・ヴァニーユを流し、周りはそれぞれのチョコレートを使ったムース。仕上げにチョコレートを霧状に噴きかけ、チョコレートを飾っています。
名前にあるバイベBAHIBEとグアナラGUANAJAは、チョコレートメーカーのヴァローナ社から出ている商品の名前に由来しています。バイベはカカオ感の強いミルクチョコレートで、グアナラは深い苦味を持ったブラックチョコレートです。
研修生の川村麻友さんも来校し、研修中の話をしてくれました。講習中もルジュンヌ氏とコミュニケーションを取る姿に、研修中の自分達の姿をイメージすることができたと思います。
講習の助手を務めてくれたのは、製菓研究課程の鎌田将伍君と太田咲さん。生地やムースを一緒に作ったり、型に流して固めたりといった作業をしてくれました。
鎌田君「シェフの技術の高さや作業の美しさが良く分かった。フランス語は聞き取れるようになってきたけれど、まだまだ理解が足りないと感じました」
太田さん「初めて外来講習のアシスタントをして、改めてフランス語でコミュニケーションを取る難しさや、次にする作業を考えながら行動するのが大変だということを感じました」
ルジュンヌ氏と助手、研修生の川村さんで記念撮影。
講習終了後、ルジュンヌ氏とみんなで記念撮影。
Merci M.LEJEUNE!!