製菓外来講習 M.Christian POINT(クリスティアン・ポワン氏)/Le Neuvième Art(ル・ヌーヴィエム・アール)
今回はリヨン6区にあるレストラン「ル・ヌーヴィエム・アールLe Neuvième Art」(『ミシュランガイド フランス』2016年版で2つ星)のシェフパティシエ、クリスティアン・ポワン氏がいらっしゃいました。
ポワン氏の繊細かつ洗練されたアシェットデセールは、2つ星での食事の最後を締めくくるにふさわしいもの。同店オーナーシェフでパティシエ出身のクリストフ・ルール氏の、美しくかつ味のバランスの取れた料理とともに評判を呼んでいます。
調理、製菓共にフランス校の研修先でもあります。
今回作ってくださったお菓子はこの2品です。
Equilibre pur d'un gâteau au chocolat'Manatée noir de Weiss' et d'un sorbet cassis
チョコレート風味のパン・ド・ジェンヌの上に、ブリュレのような食感のガナッシュ。
チョコレート風味のクランブルの上部は、カシスのソルベと、ハイビスカスのパウダーを入れた薄いアメで飾られています。
Riz au lait noix de coco
バニラの効いた牛乳、ココナッツのピューレで米を煮たリ・オ・レに、ココナッツのクリーム。
牛乳をそのまま0℃まで冷やし、撹拌させてムース状にしたものと、牛乳をそのまましっかり凍らせて撹拌させたもの。
最後にフレッシュのココナッツをすり下ろして仕上げました。
シンプルな材料でも、工夫や見せ方の余地がたくさんがあることがわかります。
今回助手を務めてくれたのは、製菓研究課程の山下咲子さんと山路百果さん。ポワン氏の動きを見ながら、材料や器具を準備するなどのサポートをしてくれました。
山下さん「緊張しましたが、ポワン氏がわかりやすいフランス語で話してくださったので、聞き取りやすく、拙いながらも、私からコミュニケーションを取って動けたので、研修につながる良い経験になりました」
山路さん「ポワン氏の仕事を間近で見ることが出来てとても刺激を受けました。質問したくても、フランス語がとっさに出ずにもどかしい思いをしたので、もっと勉強しようと思いました」
助手をしてくれた二人とポワン氏で記念撮影。
講習終了後、ポワン氏とみんなで記念撮影。
Merci M.POINT!!!