FRANCE

辻調グループ フランス校

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専門講義 M. Patrice HENOT(パトリス・エノ氏)/HENNESY(ヘネシー)

フランス校教壇から

2016.11.25

今回の専門講義は、ヘネシー社のパトリス・エノ氏による、蒸留酒の一種であるコニャックCognacに関する授業でした。エノ氏は、「アンバサドゥール・ド・ラ・メゾンAmbassadeur de la Maison(ヘネシー社の大使)」として、世界各地にヘネシー社とコニャックを紹介されています。

エノ氏はまず、ヘネシー社の歴史を皆さんに紹介されました。ヘネシー社は、「モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンMoët Hennecy Louis Vitton」グループを形成する、コニャックの代表的なブランドとして知られています。ヘネシー社の本社は、ボルドーの北にあるコニャック村にあり、その周辺で、質の高いコニャックを生産されています。

ヘネシー社は、1765年に、アイルランド出身のリシャール・ヘネシーRichard HENNECY氏によって設立されました。去年、創立250年を迎えた、長い歴史を持つ会社です。

続いてエノ氏は、コニャックを作るために必要なぶどうや、コニャックの製造過程、ヘネシー社のコニャックの質についてお話されました。

講義の後、ヘネシー社のコニャックを試飲しました。「VS (ヴェリー・スペシャルVery Special)」、「フィーヌ・ド・コニャックFine de Cognac」、「XO(エキストラ・オールドExtra Old)」という4本のコニャックを、エノ氏の説明を聞きながら試飲しました。

※フランスでは18歳からお酒を飲むことができます。

また、「XO」とペリエ、レモンソーダを使ったカクテルも飲みました。こうしたコニャックの楽しみ方もあるのですね。

説明と試飲が終わったあと、エノ氏は学生たちの様々な質問に丁寧に答えてくださいました。皆さんにとって、とても充実した講義だったようですね!