辻調グループフランス校にほど近い都市リヨンには数多くのパティスリーがあります。その中でも人気のお店「パティスリー・セーヴ」よりリシャール・セーヴ氏にご来校いただきました。

「パティスリー・セーヴ」はリヨンに大小合わせて5店舗あり、どの店舗も多くのお客さんで賑わっています。販売されているお菓子は出来るだけ手作りにこだわり、見た目や味で驚きを与えることを大事にされているそうです。

今回紹介してくださったお菓子も、見ているだけで楽しい気持ちになってしまいそうです。

Make-Up SEVE

名前の通り、女性の化粧品をイメージしたお菓子です。

華やかな色をした部分、実はマカロンと同じ生地でできています。初めて見る学生には色も形も今までのお菓子のイメージとは違っていて、紹介された時には「おぉ」という声があがったほどです。

土台はクランベリーをベースにしたクリームとジュレで構成されています。

セーヴ氏は「なぜ、こうするのか」、「こうしないといけない理由は...」など、一つ一つの作業について丁寧に解説してくださいました。こうなると学生はますますヒートアップ！質問が飛び交い、気づけばあっという間に講習終了の時間となっていました。

今回の講習では、現研修生の梅野雄太君も助手を務めてくれました。残念ながら学生全員の前で話をしてもらう時間はありませんでしたが、こちらでインタビューをしたところ、「最初はうまくいかなかった仕事も徐々に認められて、フランス人とのコミュニケーションもしっかりと出来るようになってきました」とのことでした。そう話してくれた梅野君の表情は、研修生活の充実ぶりを物語っていました。

最後に全員で記念撮影。

Merci M.SÈVE et M.UMENO!!