「スタージュに行きたい」
パティシエになるのが小さな頃からの夢で、フランスには自然と興味を持っていました。専門学校を決めるための第一条件がフランス留学できるところでしたし、辻調グループフランス校の「スタージュができる」というところに、とても魅力を感じました。他の学校もたくさん回りましたがが、ほぼ辻に決めていました。



「お菓子に集中できる環境」
ここはお菓子に思いっきり集中できる環境が整っていると思います。見たことのない食材や、技術を見ることができるのは楽しいです。言葉が通じないこともありますが、伝えようとする気持ちが大事だと感じました。普段の授業では先生方がわかりやすいフランス語を使ってくれていましたが、最近はだんだん難しくなりました。それでも徐々に理解ができてきて嬉しいです。先生は恐くて厳しい時もありますが、それは当たり前の注意点を指摘されているだけで、自分のお菓子への理解度がおろそかだ、ということだと考えられるようになり、メンタルは強くなったと思います。


（左）リヨンの老舗ショコラティエ「ベルナション」見学
（右）クリヨン役も勉強になります

「寮生活は快適」
寮生活では同室の子も他の部屋の子とも仲良く楽しく過ごしています。平日は授業でわからなかったところを確認したり、休日はシャトーでスポーツをして過ごしたり、リヨンやスーパーへ出かけたりします。悩みがあれば友達にもすぐ相談できる環境でとてもよいです。



いろいろなところに旅行に行ける環境です


シャンパーニュ旅行にて

「スタージュへ向けて」
言葉もうまく通じず、通訳してくれる先生も相談にのってくれる友達もいない環境で、自分がここで学んだことをフルに発揮し、自分の気持ちを全面に出していかなければいけないと思っています。フランス校の先生方はエネルギッシュで常に私たちに全力でぶつかってきてくれます。最初は、私もその勢いのすごさに落ち込んだこともありました。それでも先生は短いシャトー生活で、スタージュに出てから困らないように必死になってくれていると理解したとき、こんなことでひるんでいる場合ではない、と考えるようになりました。これから迎えるスタージュに向けて今以上に努力しようと思っています。


シュガーアートの作品完成間近

「フランス校で学んだ大切なこと」
失敗は常にあります。むしろこれで満足と思えることがないくらいです。しかし、失敗してもそこでストップしてしまうのではなく、すぐに切り替えて、実習後にもう一度反省することが大事だと思います。失敗も次につなげて意味のあるものにすることが大切だとわかりました。そのような考え方は、フランス校に来てから学んだ大事なことだと思います。

「フランス校入学を考えている皆さんへ」
フランス校で過ごしている１日１日がとても貴重。ここでの生活と友人関係は一生ものです。フランス人はとても優しいですし、フランス校の先生方は怖くて厳しくても、私達のことをいつも考えてくれています。悩みや楽しさ、苦しさや喜びを分かち合える友達もいて、毎日本当に充実しています！皆さんにも頑張ってほしいと思います。


（左）七夕パーティーのバーベキュー
（右）七夕祭りではゲームの司会をしました


梶川 澄香
KAJIKAWA Sumika
エスコフィエ校 製菓 2013年春コース
[エコール 辻 東京]辻製菓マスターカレッジフランス校留学コース 卒
出身高校：神奈川・横浜商業高等学校 卒