「フランスで学ぶチャンス」
辻調グループに入学を決めたきっかけはフランス校があるからでした。フランスに住んで、お菓子を学ぶことはなかなかできないことだし、このチャンスを逃したくないと思い、入学を決めました。渡航前、フランス校での生活は住居のことなど少し不安もありましたが、生活に困ることは全くなく、とても過ごしやすい環境にいます。


ワクワクやドキドキを抱えていざフランスへ！

「やっぱりフランス語がポイント」
フランス校の実習は、日本のやり方と違うことがあります。ですが、一番の違いは、やはりフランス語で行われることで、フランス語がなかなか聞き取れなかったり、うまく伝わらないことが多いです。先生はわかりやすく喋ってくれるので、単語を勉強しているうちに「今はこう言っているのかな」と理解できることも増えてきました。フランス語で学べる、ということの他に、フランス校は先生や学生同士の距離が近く、わからないことなどはすぐに聞ける環境にあります。そして季節の食材をふんだんに使った料理やお菓子を作ったり食べたりできるのはとてもよいと思います。



「日本と違うフランス生活」
フランスでは、日曜日はどこへ行ってもほとんどお店が閉まっていて、そういうことは日本ではあまりないことなのでビックリしました。ですので、買い物など外出は、基本的には金曜の夜か土曜日にするようにしています。日曜日はみんなでスポーツをしたり、勉強をすることがほとんどです。こちらでビックリしたことと言えば、パリに旅行した時に、電車を降りたら何の説明もなく出口がテープで全て塞がれていて出口が見つからなかったので、仕方なく次の駅で降りたらどうやらイベントのようなものが開催されていることが原因だったとわかりました。フランスでは何かあったらすぐに諦めて（笑）次を考える切り替えが大切だと思いました。


（左）日曜日にあったレイリュー村教会前のイベントにて
（右）休日に歩いて40分くらいあるスーパーに行った時の帰りに移動式のピザ屋を発見！
できたてでとてもおいしかったです。

「リヨンやパリに行きました」
休みの日はリヨンにお買い物に行ったり、3連休があったのでパリに行き、エッフェル塔や凱旋門、ルーブル美術館を見学したり、パリから足を伸ばしてモンサンミシェルにも行きました。パリではサロンドショコラが開催されていて、スケールがとても大きく、チョコレートが大好きな私はテンション上がりまくりでした。こういったイベントには、フランスに来たからには行くべきだと思いました。パリではピエールエルメやサダハルアオキなどの有名店をたくさん回りました。また、食事をする時に、メニューに書いてあることがよくわからないことがあり、イチかバチかでオーダーすることもあります（笑）。店員さんに聞いてみると食材を見せてくれたりと丁寧に教えてくれるお店もありました。


リヨンでワイン市が行われていたので行ってきました。色々と試飲できました。


3連休で行ったパリ！あいにくの雨でしたが、ライトアップされたシャンゼリゼ通りは
とてもきれいでした。サロンドショコラは本当にすごい人の多さにビックリ。
会場内はチョコレートで埋め尽くされていました。


パリでの食べ歩き、写真はサダハルアオキにて。抹茶や小豆を使ったケーキがあり、
イートインができるのでお茶を飲みながらパリなのに少し日本気分が味わえました。


モンサンミッシェルにも行きました。

「研修は不安と期待と」
研修を希望しています。研修へは本当に1人で行くことになるので、今はまだフランス語で話をして伝わるかが心配です。逆に語学力や技術を身につける大きなチャンスなので早く行きたい、という気持ちもあります。

「フランス校進学を考えている皆さんへ」
いろいろな人に言われていることだとは思いますが、本当にフランス語を勉強してくることが大事です！もちろんフランス校へ来てからもフランス語を勉強する機会はありますが、毎日が忙しく、自分で勉強できる時間は限られます。知っている単語が多いほどたくさん会話を膨らますことができるし、授業でできることも増えていきます。辞書はどこへ行っても必携ですね。


家庭招待をしてくれたご家族。片言のフランス語でしたが、なんとか会話をしました！
お昼はお家で料理を振る舞ってもらったり、夜はバスク地方の料理を食べに連れて行ってくれました。
フランス人は本当によくお酒を飲みます。お昼に食前酒が出て、カフェの時間もお酒で一息ついたり、
夜ももちろんお酒！とっても楽しい一日を過ごすことができました。


大島香
OSHIMA Kaori
エスコフィエ校 製菓 2013年秋コース
[エコール 辻 大阪]辻製菓マスターカレッジ フランス校留学コース 卒
出身高校：愛知・愛知商業高等学校 卒