FRANCE

辻調グループ フランス校

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松本 太志さん:調理・2013年秋コース

在校生レポート

2014.01.20

「恩師の話がきっかけ」
エコールに入学して授業が始まり、はじめはイタリア料理に興味を持ちました。考えが変わり始めたのは僕にとって恩師となる先生からの話がきっかけでした。フランス校の話を聞いて毎日興奮していました。だからこそ恩師の話す、その場所へ行きたくなりました。
実際に入学してみて、エコール時代に体験した技術とはまた違うシェフのテクニックや考え方に毎日感動しています。フランス校にはエキップ(班)が存在します。仕込みから実習まで9人の仲間と共に毎日戦います。フランス校でエキップのチームワークやコミュニケーションがとても大切だと感じるようになりました。

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(左)オプション授業はワインを選択しました
(右)ブルゴーニュワイン醸造所見学にて

「しっかりとコミュニケーション」
フランスでは全てのことにOUIかNONで答え、自分が思っていることを伝え、しっかりとコミュニケーションが取れるところが日本と少し違うと感じました。それで怒ってしまう、とかではなく、意見の交換がちゃんとできているところがすごいと思いました。あと、フランスの人たちは冷たいというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、僕が感じたフランス人は困っている人に声をかけ、更に周りの人も寄ってきてくれて皆で助けたりするような人達で、温かく感じました。

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「家族のような仲間」
フランス校到着当初、集団生活が心配でした。2ヶ月生活してみて、寮ではみんなと実習や生活、将来の話などをしたり、髪を切り合ったり、家族のような感じになったので気を使うこともなく、楽しい寮生活を過ごしています。

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家庭招待をしていただいた家族と

「食べ歩きや旅行も」
初めての食べ歩きは、あのポールボキューズでした。8人で行き、たくさん勉強。感動と興奮が止まりませんでした。他には学校で行ったコートサンジャックや、アヌシーのマークヴェラ、パリのパッサージュ53、アルページュなどです。食べ歩きに行くときは、セルヴィスの人にわからないことを聞いて、料理だけでなくフランス語の勉強もしています。勉強のため、とサーヴィスをしてくれたレストランもありました。ヴァカンスにはパリ、ドイツ、イタリアに行きました。ヨーロッパはとにかく景色と建物がきれいです。パリでの食べ歩きはムニュスペシオのための勉強にもなりました。

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ポールボキューズ前にて。とても勉強になった食べ歩きでした。

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ヴァカンスに行った知人宅で料理の準備のお手伝い


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ヴァカンスで行ったドイツ。ビールジョッキの大きさ!

「フランス人だけの環境での研修希望」
研修はもちろん希望しています。日本人がいないフランス人だけの環境でたくさんコミュニケーションをとれるよう料理だけでなく語学も頑張り充実した研修生活を送りたいと思っています。

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(左)リヨンにて、フランス人の友人と
(右)リヨンの地下鉄構内です

「フランス校入学を考えている皆さんへ」
僕も周りのみんなも今までの卒業生の皆さんも感じていることだと思いますが、少しでもフランス語が話せるとよいと思います。自分の気持ち、何が必要か、数字など、簡単なことでよいので勉強してみてください。仕事やアルバイト等で忙しい人も多いと思いますが、声を出して発音してみたり、頑張ってください。フランス人と話をする機会に、話が理解できるところと理解できないところがあるのにそのまま流れで「理解している」と思われて話が終わってしまうことがよくあります。そのような時に「私は理解していません」と言えると勉強できることが1つ増えると思います。フランスでは自分の思ったことはその時に遠慮せずに言うことが大切だと思います。

松本太志
MATSUMOTO Taishi
エスコフィエ校 調理 2013年秋コース
[エコール 辻 大阪]辻フランス・イタリア料理マスターカレッジ 卒
出身高校:三重・立桑名西高等学校 卒