李 祈睿 くん:調理2015年春コース
台湾の大学を卒業し、1年の兵役を終えたあと、辻調グループでフランス料理の勉強がしたいと思い、日本への留学を決意しました。日本で2年間語学学校に通ったあと、辻調理師専門学校の調理師本科に入学しました。
フランス料理を学ぶならいずれはフランスで勉強したいと思っていたので、調理師学校在学中からいろいろな学校を調べていました。フランス校進学を決めたのは、住居や食事について心配する必要がなく、集中して勉強できる環境に魅力を感じたからです。
入学直前にパリに来た時に、こんなことがありました。スーツケースが重すぎて、駅の階段を上ることができなくなってしまったのです。困っていたら、親切な方が「ボンジュール」と声をかけてくれて、荷物を運んでくれました。フランスに来て、自然に親切なことをしたり、「ボンジュール」とあいさつをしたりする人が多いと感じています!
外来講師のジャン・カイエ氏と
フランス校の実習は、作業の段取りを最初から最後まですべて自分で考えなければいけません。大変ですが、チームの仲間と協力しながら取り組んでいます!実習前に寮で打ち合わせをしたり、一緒に勉強したりしていると、互いに少しずつ成長しているのがわかります。僕は今2人部屋に住んでいますが、寮の仲間とは仲良くやっていて、トラブルはありません。
休みの日は、レクレール校の最寄りの街ヴィルフランシュ=スュール=ソーヌやリヨンによく行きます。教会を見るのが特に好きです。フランスの教会はどれも美しく、静かで、いるだけでリラックスできます。
これまでに、「ポール・ボキューズ」や「メール・ブラジエ」、「ギー・ラソゼ」などのリヨンの名店と言われるレストランに食べ歩きに行きました。「ポール・ボキューズ」では、量の面でも味の面でもクラシックな料理を味わうことができて最高の気分でした!
実地研修を希望しています。もっとたくさんの食材や、現代的な料理に触れたいと思っています。アルザスやプロヴァンス地方で暮らすことにあこがれているので、そうした地域で研修するのが夢ですが、どんなところに行ってもいっぱい勉強してくるつもりです!
フランス校進学を検討されている方にお伝えしたいのは、フランス語を勉強すればするほど、フランス校での生活が楽しくなるということです。留学生でも心配することはありません。僕はここに来て本当によかったと思っていますから!
李 祈睿 LEE Chijui
2015年春コース レクレール校 フランス料理研究課程
出身地:台湾
辻調グループ出身校:辻調理師専門学校 調理師本科