山本結以さん：調理・2015年春コース

在校生レポート

2015.07.03

私が通っていた辻調理師専門学校にはたくさんの先生がいらして、いろいろなお話を聞く機会がありました。どの先生もフランスの食文化、自然の素晴らしさについて語っていて、それを聞いているうちに私もフランスに興味を持つようになりました。フランスに行きたいと思ったときに両親が背中を押してくれて、フランス校進学を決めました！
　　　

入学直後の村人ビュッフェ
　　　

日本のサポート授業で、フランスと日本の違いについて先生方や先輩からお話を聞いていたので、フランスに来て戸惑うことは今のところありません。バスや電車が時間通り来なかったり、日本と比べてお店の休みが多いように感じたりして少し不便に思うことはありますが、どれも自分で注意して行動していれば問題ありません。寮では四人部屋に住んでいます。最低限の決まりごとはありますが、料理と共に集団生活や人間関係を学ぶ上でとてもいい環境だと思います！
　　　　

フランス校の魅力は、やはり本場でフランス人の先生のもとで学べることだと思います。スーパーに行けば本場の野菜、魚、肉があるなど、身のまわりのいたるところにフランス料理に関わるものがあるのでうれしいです！もちろん、調理技術マネジメント学科の2年間で、フランス料理を基礎から学んだ経験があるからこそ、フランス校での勉強が充実しているのだと感じています。
　　　

ナレ先生の講習の助手も務めます
　　　　　

日本では良くも悪くも「ゆずりあい」の精神を持って過ごしていたのですが、フランス校の実習では何事も自分から進んでやっていかなければ仕事を終えることができません。セルヴィスも含めてフランス校の実習はとても楽しいですし、責任感や確認することの大切さが養われたと思います！
　　　　

リヨンが好きで、休日によく遊びに行っています。テット・ドール公園にはたくさんのお花や大きな池があって、ボート遊びや運動をすることができます。他にも、フランスならではの建物の造りや自然を楽しんでいます。今度リヨンに行くときはお弁当を持っていきたいです！(笑)
　　　　

リヨンのベルクール広場にて
　　　

フランスで食べ歩きをしていて、料理はもちろんですが、サーヴィスの質も大変高いと感じています。つたないフランス語しか話せない私たちにも、丁寧に料理を説明してくれたり、どうしても通じないときは、機械を使ってフランス語を日本語に訳してくれたり、厨房まで見せてくださったり...味や盛り付けとともに、お店の方の心の温かさに感動することが多いです。
　　　

友人たちと食べ歩き
　　　　

研修を希望しています。研修先の食材のことをしっかり学んで、フランス人と親しくなって、こちらの人がどんなことを考えて生活しているのかを知りたいです。フランス校の先生と接するなかで、笑顔で人と接することや、自分からコミュニケーションを取っていくことの大切さを学んだので、それを忘れずに頑張りたいです！
　　　

外来講師と記念撮影
　　　　

フランスに来る前は、一年間一人で留学することや、就職する時期が少し遅くなることについて悩んだこともありましたが、今はもう不安はありません。20歳という若い時期に本物のフランス料理に触れることができた、そのことはこれからの私の料理人としての人生で一番大切な経験になると思います。私は先生と両親の言葉を聞いてフランスに来ることを決めたので、不安なことがあったら相談するのが一番だと思います！
　　　　