FRANCE

辻調グループ フランス校

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加藤 尚希 くん:製菓・2015年春コース

在校生レポート

2015.08.03

「文化の違いはとても感じます」
エコール辻大阪に進学することに決めた時に「やっぱりお菓子をやるなら本場のものも見たい」と思ってフランス校進学を親に相談しました。こちらに来てみて一番実感したのは文化の違いでした!言葉も伝わらなかったし、出かけ先で地図を見ても何を示しているのかさっぱり。外に出かけた時に小銭を持っていなかったのでトイレに行けなかったり(フランスは有料トイレがほとんどです)もしました。今はフランス語にも慣れてきました。

「プロとしての仕事を学ぶ」
フランス校はプロとしての仕事、大人としての行動を求められるので、初めのころはついていくのに精一杯でした。自分の中で変わったことはお客様に対しての気持ちだと思います。ただお菓子をお客様に出す、のではなく、自分がこのお菓子を出されたら、と考えるようになりました。

「スピードが違う!」
日本の学校と大きく違うと思ったのはスピードです。次の作業のことを常に頭に入れてムダのない作業をしないと間に合いません。そして作ったものを自分で食べる、のではなく、他人に食べさせるので、責任が大きくなります。


 

 


外来講師と一緒に

「他人に対する気遣いも学ぶ」
フランス校は寮生活です。自分一人の部屋ではないし、トイレシャワーも共同で使うので、きれいに使うことは心がけています。他人に対しての気遣いができるようになったと思います。日本でも同じですが、フランスでは挨拶がとても大事なので、それも気をつけるようにしています。



オプション授業はワインを選択しました



学校でのスポーツ大会でも頑張りました!

「休みの日やヴァカンスも楽しく」
ヴァカンスはスペイン、イタリア、パリと行ってきました。やはりそこでも友人と一緒なので、他人を思いやる気持ちを大切にした方がいいと思いました。世界遺産にもたくさん行けたのでよかったです。普段の休みの日は友達と学校でテニスやバスケットをして遊んだりしています。フランスのご家庭に招待もしてもらいました。とても楽しかったですし、これはフランスならではの体験なのではと思います。招待されたお家にはプールもあり、家の中にもとても大きなテレビやキッチンがあり驚きでした!


 


ヴァカンスでは色々なところ行けて楽しかったです

「フランス校進学を考えている後輩の皆さんへ」
やはり日本を離れて異国の地に1人で来るわけですから、それなりの覚悟を持ってきてほしいです。あと親にもしっかり相談して理解を得てから決めてください。フランス校は自分を変えられる半年間が過ごせると思います。つらいことも多いですが、ここに来る時の夢と希望を忘れないで頑張れば大丈夫だと思います。


加藤 尚希 (KATO Naoki)

2015年春コース エスコフィエ校 製菓課程 
出身高校 三重県 私立鈴鹿高等学校
辻調グループ校卒業校 エコール辻大阪(フランス校進学コース)