宮本 すず さん:調理2016年春コース
「いつか海外に出たかった」
高校生の時将来料理の道に進もうと決めていましたが、どの学校に行こうか決める際に辻調グループ校にフランス校があることを知り、いつか海外に行きたいと思っていたので絶対ここに行こう!と思って進学を決めました。ここに来て5ヶ月が過ぎましたが、1日1日がとても早く過ぎ、今まで以上に仲間や先生の大切さを感じています。朝起きてからずっと料理の事ばかり考えられる環境でとてもよいと思います。
「コアールシェフは面白い!」
シェフのコアール先生がとても面白く、更に料理が好きになりました。よく怒られもしますけど。復習のために講習のDVDを見ることがありますが、コアール先生が面白過ぎて勉強にならないときもあるくらいです(笑)。こんな先生や仲間と一緒に勉強をして、料理に対する情熱も東京校にいたときよりも大きくなったと思います。
「仲間がとても大切」
5ヶ月間で仲間がとても大切だということがわかりました。授業でわからないことがあっても部屋の外を歩いていて誰かがいればその人に教えてもらえる、ということもあったり、パティシエの子とも仲良くすることができるので学べることが増えます。休みの日もみんなで集まって勉強したりご飯を食べたりと集団生活でしかできないことをすることができました。
「ヴァカンスではいろいろな文化に触れました」
ヴァカンス中はスイス、イタリア、モナコ、フランスではニースに行きました。各地域の景色は日本では見られない特別なものばかりで、料理のことも含め言語や歴史等たくさんの文化に触れることができたと思います。
「研修先は南仏のレストラン」
研修先は南仏にある「オテルリ・ベラール」というミシュランガイド1つ星のレストランに決まりました。フランス人の中で日本人が1人だけ、という環境に不安もありますが、どんな人がいてどんな仕事ができるんだろうと楽しみなことが多いです。自分がどれだけ成長できるか、という点にとても期待しています。
「フランス校進学を考えている皆さんへ」
最初はやはり来たこともない土地に住むのはとても不安だし恐いと思います。しかし、日本よりも楽しいことうれしいこと、たくさんあります。友達の大切さにも気づけるし、親のありがたさ、そして何より料理人という職業がどれだけ素晴らしいかを知ることもできます。そして何よりシャトーの生活はとってもとっても幸せです!
宮本 すず MIYAMOTO Suzu
2016年春コース エスコフィエ校 フランス料理研究課程
出身高校 香川県立観音寺中央高等学校
辻調グループ出身校:エコール 辻 東京 辻フランス・イタリア料理 マスターカレッジ フランス校留学コース