FRANCE

辻調グループ フランス校

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平野 玲奈さん:製菓2019年春コース

在校生レポート

2019.06.17

「本場でたくさんのことを学びたい」
私はエコール辻大阪入学前にフランス校の存在を知りました。
お菓子が大好きで、フランス菓子の本場であるフランスで、お菓子はもちろんスーパーで売っている食材や食事のマナー、文化なども知りたいと思い、フランス校進学を決めました。

左:選択授業は「フランス語」を選択
右:サーヴィスやフランスのたくさんの種類のフロマージュ(チーズ)も初めての経験

「フランス生活のあれこれ」
フランスは、春夏の季節は夜の9時まで太陽が出ているので、授業後も明るいのが嬉しいです。
季節柄、朝は晴れているのにいきなり雨が降ってくるなど、天候の変化が激しいのですが、そのためか何度か虹を見かけることもあります。
フランスで生活していると日本との違いに驚くこともあります。
レクレール校が田舎にあるということもありますが、電車やバスが本当に少なくて、一本送れると1~2時間普通に待ちます。
乗り換えのタイミングも悪いので、ホームで2時間待ったこともありました。
フランスでは、公共交通機関は本当に!調べてから出掛けないといけないと思い知らされました。

「大変だけどやりがいもあるフランス校での実習」
フランス校の実習は、フランス人の先生とコミュニケーションを取ることが大切です。
最初にもらうルセット(レシピ)には、生地の状態や焼き時間については書かれていません。
それはフランス人の先生とコミュニケーションを取って聞きとります。
先生が言っていること全てがわからなくても、仕草や表情を見ていると読み取ることが出来ることもあるので、理解できたときは嬉しいです。



「勉強もプライベートも充実した寮生活」
同じ部屋にはパティシエもキュイジニエもいるので、今日やったことの話をしたり、一緒にレストランに行こうとか、ヴァカンスどこに行こうとかを話したり、たまに恋愛の話もしたりしています。
レストランに行く子がいるときは、着て行くドレスを見せ合ったりもして、すごく楽しい部屋です。
学校には共同スペースもいくつかあるので、そこでは、次の日の確認を班でやったり、私よりフランス語ができる友達に教えてもらいながら一緒に勉強したりと、とても充実した時間を過ごしています。


「ヴァカンスの予定について」
ヴァカンスでは行った先で、いろいろなお菓子を食べ歩きたいと思っています。
オーストリアのウィーンでは、「ホテル・ザッハーHOTEL SACHER」と「デメルDEMEL」のザッハトルテを食べ比べしようと決めています。
他にもパリのディズニーランドに行って楽しむだけではなく、美術館に行って感性を豊かにしたいと考えています。

「食べ歩きは最低でも1回につき2件以上!」
学校でおすすめしてもらった、リヨンにあるパティスリーに食べ歩きに行きました。
レクレール校が田舎にあることもあり、あまり外に出ないので、行ったときには2件以上回ることを意識しています。
なので、一緒に行った友達とケーキを半分にして食べたりして、たくさんの種類を食べて勉強しています。

左:学校の企画「BERNACHON」見学でお店の方と一緒に
右:リヨンにあるパティスリー「SEVE」のお菓子

「意気込み十分!研修を希望しています。」
研修はもちろん希望しています。
イメージは「フランス語が飛び交うラボで全力で働いている!!」
とても楽しみだけどとても不安。
でも、笑顔と元気とやる気で乗り越えていけるだろうと信じています。

「フランス校進学を考えている皆さんへ」
お菓子を学びたい人にとってはとても充実した5か月間になると思います。
バイトもなくて、朝から夜まで学校にいて、部屋に帰っても仲間がいて、いつでもお菓子の話ができる環境にいて最高だと思います。

平野玲奈 HIRANO Reina
2019年春コース レクレール校 製菓研究課程
出身高校 大分県立別府翔青高等学校
辻調グループ出身校 エコール 辻 大阪 辻製菓マスターカレッジ