FRANCE

辻調グループ フランス校

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銀屋 拓真さん:調理 2021年秋コース

在校生レポート

2022.02.04

やるからには本場の空気の中で真剣に
高校は調理系ではなかったので、エコール 辻 東京に入ってから初めて調理を学ぶことになりましたが、どうせやるなら本場で! と、フランス校進学を決意しました。


初めてのレストランシミュレーション
日本のエコール 辻 東京は1年制を卒業したため、レストランシミュレーションはフランス校で初めて経験しました。常にお客様がいることを意識しなければならず、いい緊張感の中、料理ができています。作る量や出すタイミングが注文により異なるため、仲間とのコミュニケーションをとる大切さを日々実感しています。

もちろんフランス人シェフから学ぶことも多いです! 講習や実習でフランス人のやり方や考え方を間近で見て感じることができるのはフランス校ならでは。シェフの手際のいい仕上げを見ながら、盛り付けの効率が重要であることも学びました。


寮の中でも意見交換
寮に帰ってからも自分が担当した料理の感想を直接聞くなど、考えるきっかけになっています。コロナ禍で他の部屋に入ってはいけないなど残念なこともありますが、休日は友達とスポーツもできますので、楽しく生活しています!



バカンスで知った、行きたいところに行ける楽しさ
バカンスではパリとアルザス地方にあるコルマール、それに、モン=サン=ミシェルにも行きました。旅先ではフランス人と会話ができた時はとても嬉しく、勉強するモチベーションにもなりました。海外生活の中で、自分が行きたいところに調べて行ける楽しさを味わえたことが良かったです。

ただ、一つだけいつも心配してしまうのは......フランス校がある村を通っているバスが小さいことです。バス停に人が並んでいるとついつい自分が乗れるのかを考えてしまいます。でも、これもフランス生活の一部だと、楽しめるようになってきています。笑


食べ歩きはでは同い年の......
食べ歩きは、パリの16区、凱旋門の近くにあるRestaurant Pages(レストラン・パージュ)に行きました。日本人シェフのレストランですが、さすがはパリでミシュラン1ツ星を獲得しているだけあり、コース料理はとにかくどれも美味しかったです! しかも、同い年(20歳)の料理人がソース場を担当されていて、同じ歳でもすでに仕事を任されている人がいるのかと、いい刺激になりました。



スタージュ(実地研修)も
もちろん希望しています! スタージュ先はシェフとの距離が近いお店を希望していて、調理技術の向上を目指すことはもちろんですが、フランス人の思考やフランスの文化などを直接吸収したいです。

最初はフランス語に苦戦しそうだし、どうやって仕事をもらえるのかなど、不安もあります。でも、だからこそ、フランス校で学んでいる今、フランス人シェフや仲間たちとコミュニケーションを取り、スタージュに向けて準備を進めています。


後輩へのメッセージ
フランス校には料理好きな人が多く入学してきます。フランス人からの刺激ももちろんあります。けれどそれだけではなく、一緒に学ぶ研究生たちからも、実習や休日のまかない当番を通して考え方の違いなどの気づきがあり、思った以上に『発見』のある毎日を過ごしています。
いろんな角度から刺激を受けて料理ができる環境があるので、料理が好きな人には是非おすすめしたいです!


氏名:銀屋 拓真 GINYA Takuma
卒業高校:クラーク記念国際高等学校
辻調グループ出身校:エコール 辻 東京 辻フランス・イタリア料理マスターカレッジ