FRANCE

辻調グループ フランス校

ブログ

【日本では経験できないことだらけ】笠島 駿良さん:2024年 春コース 製菓

在校生レポート

2024.06.21

「4歳からの夢を叶えるために」
 高校2年生の時に地元で辻製菓専門学校の相談会があり、そこで辻製菓の存在とフランス校について知りました。「世界一のパティシエになる」という4歳からの夢を達成するためにはフランス校へ行って多くの困難などを経験しなければならない、と思い入学を決めました。
 フランスで生活してみると「フランスのこのパティスリーに行ってみたい!」など、日本で自分が望んでいたことが実現できる喜びを知り、自分のフランス語の発音で会話ができる感覚を知った時にはとても感動しました。


毎日忙しいですが充実しています。

「昨日の自分を超えるために挑戦する!」
 フランス校での実習は日本とは作業量が段違いなので、自分のできないことがあってもスルーできないため「失敗してもいいから何か一つでも今日の自分を超えるために挑戦する」という考え方をすることが増え、今までよくわかっていなかったフォンサージュ、パンの折り込みなど自分の苦手なところが克服できたと思います。

シュガーアートの特別授業にて。

外来講師のアシスタントをしました。

「自分の考え方の幅が広がった」
 日本の実習では自分で考えて動くことを意識していましたが、フランス校の実際の現場と同じ動きをする実習ではシェフの指示に従って動きます。日本とは逆の考え方だったので慣れるまで時間がかかりましたが、自分の中の考え方の幅が広がったので、毎日の実習がとても楽しく感じます。

フランス校ならではのセルヴィスの授業です。

専門講義 チーズの授業

「寮生活も楽しく過ごせています」
 自分にとって初めての寮生活なので、楽しみもあり不安もありましたが、毎日楽しく過ごせています。毎晩、班で翌日の流れを確認してから就寝し朝を迎えます。休日の朝に庭で寝ることができるのが最高です(虫は多いですけど)。

自室で勉強中。

オプション授業は「フランス語」を選択しました。

「パティスリー、ショコラティエの食べ歩きもたくさんしています」
 5月の連休などを使ってパリ、ボルドーなどに行き、パティスリー、ショコラトリーに加え美術館やワイン博物館などにも行きました。夏休みにはブリュッセルにも行く予定です。リヨンのパティスリーSEBASTIEN BOUILLETセバスチャン・ブイエに行った時にはシェフと一緒に写真を撮ってもらいました。

校外学習「シャンパーニュ醸造所見学・ゴセ社」にて

学校食べ歩き企画のレストラン「メゾン・マルコン」に参加しました。

セバスチャン・ブイエ氏と一緒に。

「研修では主にチョコレートの知識や技能を身につけたい」
 研修はもちろん希望しています!自分が希望しているのはパティスリー&ショコラトリー、またはショコラトリーです。チョコレートに関しての知識や技術を身につけていきたいと思っています。

「フランス校へ入学を考えている皆さんへ」
 フランスでは当然日本では経験できないことだらけなので、毎日が飽きません。実習では多くの失敗をしますが、後悔している暇はないので自分でその日の反省や改善点を見つけて次の実習に活かせるように毎日を過ごしています。
 最初は初めてのことばかりで不安だらけになりますが、慣れてしまえばその不安もなくなっていきますので、進学する方は「いち早くフランスの環境に慣れる」ということを意識してみてください。フランス語は絶対に勉強してください!!


笠島 駿良 (KASASHIMA Sora)

福井県 北陸学園 北陸高等学校 卒業
辻調グループ出身校 辻製菓専門学校