ドイツ・ウィーンのクリスマス☆
みなさん、こんにちは
今回は辻製菓専門学校の
製菓衛生師本科(1年制)の洋菓子講習の様子をお届けします
12月・・・そう!クリスマスですね
理論の内容も季節に合わせ、クリスマス特集です!
今回はドイツ、ウィーンのクリスマスをテーマとして4品紹介されました
レープクーヘン (古くからある香辛料たっぷりのクッキー)
シュペクラーツィウス (香辛料のきいた聖人形クッキー)
ツァルテ・ツィムトシュテルネ (シナモン風味の星形クッキー)
ヴァニレキプファルン (たっぷりバニラの三日月形クッキー)
の4品です
まずはレープクーヘン
レープクーヘンの生地は
粉にはちみつ、砂糖、少量の水を加えて練ります!
そのあと、なんと約1年間、涼しいところで寝かせます
この生地は、来年のため。
本場では、このように長く寝かせるものがあります。
その間、生地の中で『酵素活性化』をさせます
焼く前に香辛料と炭酸アンモニウムなどの薬品をいれます
クリスマスツリーに飾られたり
お菓子の家を作ったりします
実際にドイツ、ウィーンでは家ごと販売されているそうですよ(要予約らしい・・・)
次に、シュペクラーツィウス
聖人などの形が堀ってある木型に
香辛料がきいた生地を入れ込んで型取りします
次に、ツァルテツィムトシュテルネ
シナモン風味の生地を星形に抜いて焼きます
ヴァイナハツテラー(クリスマスの皿盛りクッキー)の中には必ず入ってるんですよ~
次は、ヴァニレキプファルン
バニラたっぷり入った生地を三日月形に成形して焼きます!
焼き上がりにバニラシュガーをまぶして仕上げます
どうして三日月形かというと・・・
トルコの紋章が三日月形をしているのですが、
ウィーンは、トルコ軍との戦いのときに三日月形をしたパンやお菓子を
食べてゲン担ぎをしていたそう
「にっくきトルコ軍を食べてしまえ~」とでも思ったのでしょうか
名前の由来が面白いですね
講習の写真取りディスプレイです
製菓A棟のロビーにおっきなクリスマスツリーがあります
オーナメントも飾られていますが、レープクーヘンもたくさん飾ってあります
通られた際じっくり見てみてください~
以上、ドイツ・ウィーンのクリスマス特集でした