ガレット・デ・ロワを食べる日とは!
こんにちは!
皆さんはガレットデロワというお菓子をご存知ですか?
1月6日の公現祭(エピファニー)という
キリスト教の祝日に食べられるお菓子なんです。
年明け最初の洋菓子実習で
製菓衛生師本科の学生が作成していました
事前に仕込んでいたフイユタージュ(パイ生地)を
ほしい大きさまで伸ばします
そこにカスタードクリームとアーモンドクリームを混ぜた
クレーム・フランジパンヌを作成し絞ります!
![](../../assets_c/2019/09/4-w600-thumb-350xauto-178357.jpg)
上から生地で蓋をする前にFeve(フェーブ)という陶器を入れます。
![](../../assets_c/2019/09/2-w600-thumb-350xauto-178351.jpg)
フェーヴとは日本語でそら豆やその他植物の実という意味で
元々ガレットデロワには豆が入っていたことから由来します。
現在は陶器などが増えています。
食べる際当たった人は1日王様になることができ
1年の幸せが約束されるそうです!
なので王冠と一緒に売られていることが多いんですね
![](../../assets_c/2019/09/7-w600-thumb-350xauto-178348.jpg)
もちろん1発勝負!みんな真剣な眼差しです!
オーブンで美味しそうな色まで焼けたら最後のひと手間
粉糖をかけてキャラメリゼします
![](../../assets_c/2020/01/11-w600-thumb-350xauto-184725.jpg)
![](../../assets_c/2020/01/12-w600-thumb-350xauto-184728.jpg)
このひと手間で表面の輝きが全然違いますね!
教室中が甘くこうばしい香りが漂っています
![](../../assets_c/2020/01/13-w600-thumb-350xauto-184731.jpg)
〈公現祭(epiphanieエピファニー)〉
ギリシア語の出現という言葉に由来。
イエス・キリストの誕生を知った東方の三博士(フランス語でレ・ロワ)が
ベツレヘムを訪れ、黄金・乳香・没薬をささげたことを祝う日。
救い主であるイエスの出現が確認された日という事で
公現節・御公現の祝日、またクリスマス(降誕節)から12日目にあたるので
12日節ともいう。
辻製菓専門学校ではこのように理論で意味を知り、
実習で実際に作ることもしています!
製菓衛生師本科は今年卒業なので実習も残りわずか...
最後まで少しでも多くお菓子を学び尽くそう!