紅茶の授業
辻製菓専門学校 製菓技術マネジメント学科2年 ブーランジェクラスで行われた理論の授業の1コマです
突然ですが、世界3大飲料は何かご存知ですか?
正解は先日のブログでもお話があったコーヒー、意外と思われる方も多いココア、そして紅茶です。
今回はこのうちの1つでもある『紅茶』について
お茶についての基本的な知識からお話してもらったんですが、日本で良く飲まれている緑茶、ウーロン茶、紅茶が実は同じお茶の葉からできてるって知っていましたか?
茶摘みをして、すぐ加熱処理を行ったものが緑茶。加熱処理の前に少しだけ酵素発酵させたものがウーロン茶。最大限酵素の力を使って発酵させたものが紅茶なんです
ちなみに、茶の木には大きく分けて『アッサム種』と『中国種』の2種類があります。
日本でよく見かけるのは『中国種』です。
茶の木が違うと風味も水色も変わります。
実際に淹れたものがこちらなんですが、全然違いますよね (左がアッサム種で右が中国種です)
風味に関しては、産地や茶園の違いでも変わってくるんですよ
こちらは茶葉のサンプルです。
産地違いとして香りを嗅いでもらったり、等級の違いとして大きさの違いを見てもらいました。
こちらはお湯の沸かし具合の違いで生じるジャンピング(紅茶葉の上下運動)の様子の違いです。
それだけで、こんなに抽出具合が変わってきます
普段何気なく飲んでいる紅茶にも、ポイントはたくさんあるんですね
専任教員からしっかり学べる辻製菓専門学校だから、詳しいことまできちんと教えてもらえるんです
最近喫茶スペースが併設されたパン屋さんやパティスリーが増えてきていますよね。
なので、飲み物についての知識も大事になってくるんです
美味しく作ったお菓子やパンに良く合ったコーヒーや紅茶も提供できるといいですねー