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辻製菓専門学校

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2024年4月より辻製菓専門学校は辻調理師専門学校と
統合しました。

森永製菓×辻製菓 共同企画を開催~Z世代のお菓子の楽しみ方~

製菓技術マネジメント学科

2024.01.25

先日、辻製菓専門学校で、森永製菓×辻製菓の共同企画ワークショップが開催されました。
テーマは「Z世代のお菓子の楽しみ方」。
Z世代はお菓子をどんなときに食べている?
たくさんあるお菓子の中からどんな理由でお菓子を選ぶ?食べたらどんな気持ちになる?
など、班に分かれてさまざまな角度からお菓子について考え、
最後は森永製菓の社員さんに向けプレゼンテーションで発表していきます。

来校されたのは、森永製菓を代表するチョコレートである「ダース」の
研究開発及びマーケティングを担当する社員の方々。
お菓子に興味を持つZ世代代表として、辻製菓専門学校の学生に白羽の矢が立ちお声がけいただきました!
企画に参加した学生は、辻製菓の2年生でパティシエクラスの有志たち。
1年目に洋菓子・和菓子・パンを学び製菓衛生師の受験資格を得て、
2年目は洋菓子を専門に、日々学びを深めている学生たちです。
みんな、積極的に意見を出していこう!

机には、ずらっと並んだおなじみのお菓子!見るだけでもワクワクしてきますね。

パティシエを目指すみんなは、コンビニで買えるお菓子は好き?
はい、もちろんみんな大好き!
まずは、なじみのあるお菓子を全部、改めて実際に食べて、ディスカッションを行い、
「品質」軸・「キモチ」軸でお菓子を1つ1つマッピングしていきます。

『品質』軸のグラフ。

『キモチ』軸のグラフ。

ワークスタート!

「このお菓子は、味に高級感があってカカオが濃厚だね」
「異議なし!私は、ご褒美感がほしいときに買うかも」

「次は値段も安くて、カジュアルに食べられるこのお菓子」
「大好き!なんか元気でるよね。じゃあマッピングではここかな...」

たくさん意見が飛び交い、気がつけばあっという間にワーク終了の時間。
ディスカッションした内容をまとめて、グループごとに発表していきます。

「チョコレート単体だけじゃなく、ビスケットや果物など
 素材と組み合わせたものがやっぱりおいしくて特別感があり、選ぶ理由になる」
「まずダースを中心に据えて、サクサクなビスケットと合わせたお菓子や、
 手につかないストレスフリーな溶けづらいチョコレート、というように分けていった」
「いちごあめやカヌレなどが流行ったけど、お菓子の食感はすごく大事」
「楽しくなるお菓子は、友達や仲間と楽しめるシェアハピが感じられるもの!の考え方に、大きく共感」
「SNSなど目にすることが日常な私たちには、ビジュアルは選ぶときに大事。
 映えるお菓子は、それだけで気持ちが上がる!」
「油脂分の量などが気になった」
「授業で濃厚なお菓子を沢山食べるので、普段は軽いお菓子を選ぶことが多くなってきた」

アプローチはそれぞれ、Z世代・製菓学校の学生ならではの意見も多く含まれる結果となりました。
ディスカッションと発表には、普段の授業で鍛えたお菓子についての考察も、役に立ちました。


学生主体のワークの後は、森永製菓の社員さんから発表への講評をいただきました。
議論や言語化の素早さや、簡潔でわかりやすい発表にはお褒めの言葉も。
さらにダースをはじめとする流通菓子の市場や、製造・販売について、
さらにはマーケティングやブランディングなど貴重なお話を聞かせていただき、
最後には製菓業界の先輩として、業界を盛り上げていこう!と
製菓学校の学生へエールもいただき、企画が終了となりました。


学生にとっては、大好きなお菓子とどのように関わっていくかを考えるよい経験になりました。
学んだことを、自分の夢に繋げられるよう頑張っていきましょう。
森永製菓の皆さま、ありがとうございました!

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2024年4月、辻製菓専門学校は辻調理師専門学校として生まれ変わります。
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