|
|
|
|
19世紀後半、パリ南方のソローニュ地方にあるラモット・ブヴロン(Lamotte-Beuvron)でタタン姉妹が、オーブンの中でうっかりひっくり返してしまったことから生まれたといわれているお菓子です。
りんごがおいしい季節になったら是非作ってみてください。
|
■タタン姉妹
19世紀後半、タタン姉妹が営んでいたタタンホテル(HOTEL TATIN)は現在でもソローニュ地方のラモット・ブヴロンにあります。
妹のカロリーヌ・タタンさんはその「美貌」と「世話好き」というのを活かして、レストランではサーヴィス担当だったようです。
姉のステファニー・タタンさんは、料理を担当していたようです。
|
■りんご いろいろ
食用の歴史は古く、ギリシャ神話には、万病を癒す黄金のりんごとして現れ、聖書ではエデンの園の知恵の木の実がりんごであったともされています。カリウムやポリフェノール、食物繊維(ペクチン)といった健康維持に効果のある成分を含んでいます。お菓子にするときには加熱することが多いので、果肉がしまっていて酸味のある品種が好まれます。フランスではレネット系の品種がよく使われているようです。
|
■味のバリエーション
タルト・タタン発祥の地のソローニュ地方では洋梨やアプリコットなどを使って作ったりもするようです。家庭で作るときもりんごの味を見て砂糖やバターの分量を調節すると自分好みの味のタルト・タタンが作れますよ!
|
|
|
|
|