1993年に設立されたDusit Thani College（デュシタニ・カレッジ）は、

ホスピタリティ産業で働く人材育成の専門教育を行う教育・訓練機関として、

初めてタイ教育省より認可を受けた学校（単科大学）です。

同校は既に2007年8月、フランスのコルドン・ブルーと提携し、

フランス料理と菓子を専門に学ぶ学校をバンコク市内に開校していますが、

その後も福岡に本部を置く学校法人麻生塾や、スイスのエコール・オテリエール・ド・ローザンヌなどとも教育連携を結んでおり、

積極的に質の高い専門教育の導入に取り組んでいます。

Dusit Thani Collegeは、飲食業界（ホテルなどを含む）で将来働く学生たちに、

日本料理の正しい技術教育を施したいという強い意志を持っており、

本校との教育事業連携の可能性について2010年より、協議を重ねてまいりました。

このたび（2012年4月）教育連携協定の合意に至り、

2012年度は、指導助手（インストラクター）の養成から開始することとなりました。

早ければ今年度後半より、バンコクの同校キャンパスにおいて、一般向けの料理教室を試験的に実施する予定です。

来年度からは、同校の調理の授業に日本料理が加わり、

更に発展させて日本料理学科（コース）の設置まで視野に入れています。

またこの協定の最終的な目標は、日本料理専門の学校をバンコク市内に設立することであり、

タイ国内のみならず、東南アジア一帯からの受講生を獲得し、正しい日本料理の教育を行いたいと考えています。