ファミリーマートとの共同開発に参加して ~その1~
今回の共同開発に参加したメンバーに、感想を聞きました。
広報用写真撮影時のスナップです。
北澤悠希菜さん
選ばれたらいいなと応募はしたものの、まさか自分が選ばれるとは、思っていなかったのでびっくりしました。ミーティングに参加して、自分のイメージしていたものに近づけていく作業は大変でした。価格はもちろん、味や形、さらに保存性なども意識して、商品を開発するのはとても難しかったです。
特にムースは少しやわらかいくらいが美味しいと思うのですが、そうすると持ち運びの際に形がくずれてしまいます。今回の「りんごのムースタルト」は、季節感を出すために、特にリンゴの形を重視しました。味だけにこだわりすぎると、価格は高くなってしまうし、自分が普段作るのとは違って、まだまだ知らないこともあり、改善できる点も多々あったかもしれませんが、この経験を今後に生かしていきたいと思います。全国販売されることになり、両親に報告したら、「知り合いにも、買ってくれるように言っとくね」と、今回のことは喜んでくれています。
島津千紘さん
参加した動機はシンプルに選ばれたらかっこいい。と思ったからです。応募したアイデアは以前から自分で作っていたヨーグルトとの組み合わせをベースに考えました。きっとみんなもりんごや梨といったもので出してくるだろうなと思っていたので、自分が選ばれたのは驚きです。今まで作りたいものを作るということを中心に考えてきたので、OL さんが休憩の時に食べたり、家に帰ってから食べたりするシーンを想像しながら考えたりするなんて、コンビニスイーツはこんなことも考えて作るんだと思いました。両親は、開発の期間中、実家に帰る日にミーティングが入って帰宅が遅くなったりすると「がんばっている」と思ってくれていたようで、発売をとても楽しみしてくれています。
学内でも、スイーツを考えたり、コンテストなどに応募する機会はありますが
今回のようにチームで商品をブラッシュアップしていく作業はあまりありません。
買ってくれる人を具体的にイメージしながら、原価を考え、見た目を考え、商品を仕上げていく。
これまで、無意識にやっていた部分もあったかもしれませんが
それを意識的にやることや、また、ファミリーマートさんとのミーティングでは
限られた期間や原価設定の中で、自分たちのイメージするスイーツの味や形の細かな部分まで
的確に相手に伝えて、再現してもらえるようにすることも難しかったようです。
今回の経験は、これから実際に現場で働いていく中できっと生かされていくのだろうと思います。
次回は、藤野さん、白根さん、川崎さんの感想を紹介します。