アメリカの料理大学「The Culinary Institute of America（以下、CIA)」では、サントリーホールディングス株式会社の協賛による「日本料理専門講座」が今年3年目を迎えます。

本講座では、辻調理師専門学校（以下、辻調）の村島弘樹先生が初年度より現地で講師を務めていますが、2018年度の授業に先立って「Japanese Studies Program」 が日本で行われました。これは、CIAで日本料理コースを履修する学生を対象にした10日間の特別プログラムで、来日したCIAの学生たちは築地市場や京都の料亭、調理器具専門店や醸造工場などをフィールドワークしていました。

8月30日には、サントリーワールドヘッドクォーターズで辻調の濱本良司先生による「日本料理講義」が行われ、調味料の役割や日本料理の調理場の仕組みなどについてプレゼンテーションしました。

　

そして9月6日には、CIAの学生達が大阪の辻調に来校。
辻芳樹校長先生の授業で日本料理の歴史を学び、調理デモンストレーションでは、ハモの骨切りや出汁巻卵の調理体験をしたり試食を行いました。

　

　

　　　　

今年も9月18日から、村島先生による「日本料理専門講座」が現地でスタートします。