「和歌山食材テロワール事業」食材の流通としょうゆ発祥の地見学 Vol.2
前回のブログの続きです。
続いては、醤油発祥の地・「湯浅」に向かいました。
到着すると、産業観光科の河村さんより、湯浅町の歴史、文化について
説明がありました。
そのあとは、街並みをゆっくり見学しながら散策します。
「金山寺味噌」の蔵に到着です。
金山寺味噌の歴史は古く、13世紀から作られているそうです。
この味噌は食べる味噌で、大豆と麦に麹、塩を入れて仕込んだものに、
刻んだ茄子・瓜・紫蘇・生姜を合わせ醸造したものです。
元々、味噌造りをしていくうちに、上部や底に赤褐色の汁がたまり、
一口なめてみるとおいしかった。
湯浅の職人が研究しつづけ、醤油は誕生したそうです。
中の醤油蔵なども見学させていただきました。
湯浅では、歴史と食文化をじっくり学ぶことができました。
最後の訪問地、「伊藤農園」です。
有機肥料を使ったみかん栽培に力を入れており、
さまざまな加工品づくりに取り組んでいる会社です。
代表取締役の伊藤さんより、ジュース作りの説明がありました。
有田みかんの良さを最大限に引き出すために、果肉部分だけを絞る
機会をつくったそうです。
この機械は、日本でここにしかないそう!
ジュースの試飲もさせていただきました。
今回の現地視察では、
収穫されたみかんがどのように流通し、そして加工されて
私たちの元に届いているのか、じっくり理解することのできる貴重な機会となりました。
改めて、今回見学させていただいた各所・関係者のみなさまありがとうございました!