「和歌山食材テロワール事業」食材の流通としょうゆ発祥の地見学 Vol.1
今年で3年目となる、辻調×和歌山県が協働の「和歌山食材テロワール事業」。
食の絆による官学連携事業を通じ、Iターン・Uターンを希望する学生への支援、
生産地・生産者を知る料理人・パティシエの育成、和歌山食材のおいしさの発信が
メインテーマになっています。
11月12日(土)に、エコール 辻 大阪の辻製菓マスターカレッジの学生たちが
和歌山県に向かいました。
テーマは、「収穫後の流通やB級品の加工について」。
前回7月の見学では、有田中央高校でみかんの摘果作業を行い、
生産者の方々から、みかんを栽培するやりがい・大変さなどを伺いました。
今回は、収穫後のみかんがどのように流通されるのか。またみかんの加工について学びに行きました。
朝8:30、元気いっぱいに学校を出発です。
バスの中では、訪問先の「めっけもん広場」、「湯浅町」、「伊藤農園」の
資料が配られ予習をしました。
学生たちは、伊藤農園のキャラクター「きくちゃん」が気になったようです 笑
さて、「めっけもん広場」に到着です。
JA紀の里のファーマーズマーケットで、約1500戸の農家さんが契約しています。
様々な種類の野菜や果物があり、学生たちも興味深々です。
POSシステムを採用することにより、生産者が販売実績情報をリアルタイムに
知ることができるため、新鮮な野菜を常に提供するこができます。
また、珍しい種類の野菜や果物もちらほら。
「どんな味がするんだろう」
「お菓子にしてみよう♪」など学生たちは話していました。
ジェラートをいただき、みかんの味の濃厚さに喜ぶ学生たち。
さて、次の場所へ移動。
JAありだ「AQ中央選果場」へ。
ここでは、JAありだの青木さんがみかんの選果から出荷までの流れを
説明してくださいました。
以前は肉眼で大きさ、色、腐敗、傷などを確認していましたが、
現在では光センサーにより選別しているそうです。
大事に栽培されたみかんが和歌山県内&県外へと出荷されていきます。
さて、そのあとはお待ちかねの昼食です^^
今回も、夏に引き続き「パン工房kawa」さんの
「ジビエバーガー」&「梅バーガー」です。
両方とも、バーガーフェスタで日本一に選ばれたバーガーなんです。
辻調卒業生で、元職員であったkawaの町山氏より、お話がありました。
ジビエバーガーは、古座川町清流鹿を72%使用しています。
和歌山の「ジビエ」の美味しさを知ってもらい、その背景にある
荒れてしまった里山を元の自然の循環に戻す原動力にする、そんな思いが込められています。
いただきます♪
とってもおいしかったですね。
このあとは、しょうゆ発祥の地、湯浅に向かいました。
続きは、次回のブログで紹介します。^^