【辻調理師専門学校】『ミシュランガイド東京2024』発表セレモニーにサポーターとして参加
2023年12月5日に、国立新美術館(東京・六本木)で行われた『ミシュランガイド東京2024』の発表セレモニーにおいて、辻調理師専門学校が「運営サポーター」として協力・参加しました。
本セレモニーが開催されたのは4年ぶり。今回は「SAIKAI(再開・再会)」をテーマに盛大に行われました。
壇上で紹介にあずかった学生たち
『ミシュランガイド東京』は今年で17回目の発表になり、掲載件数は過去最多の504軒に。会場には、発表を待つたくさんの料理関係者が詰めかけました。
祝いの場に駆けつけたゲストとメディア
セレモニーでは、12軒の三つ星レストランの発表をはじめ、11軒のミシュラングリーンスター(持続可能なガストロノミーに対し積極的に活動しているレストラン)が、次々に発表されました。
辻調理師専門学校は、オリジナルの和洋中のお菓子の制作を担当。学生たちは、ステージでの表彰式のサポート、500人にのぼるレストラン関係者・報道機関・食業界の方々にお菓子の提供、飲み物のサーヴィスやクローク業務などで大活躍でした。
セレモニーの最後に、学生全員が登壇して、これからの料理人、パティシエとして、どんな料理人を目指したいかインタビューを受ける一幕も。「いつかシェフとして、この舞台に帰ってきてください」と、先輩のミシュラン・シェフからエールもいただきました。
未来の料理人として抱負を語る学生。「憧れの料理人」として名をあげたシェフが会場にいらっしゃったという嬉しいサプライズもありました。
イベント終了後、辻芳樹代表からは、こんな言葉が学生たちへ贈られました。
料理・製菓の世界で活躍するということは、ミシュラン・シェフだけが目標ではなく、それとはまったく違う分野や次元で、それぞれの仕事、役どころ、人生に、それぞれの価値観、プライドを持って働くことの意義にも、学生たちに気づいて欲しいとの思いをこめて贈られた言葉です。
「国際的にも注目される華やかなイベントのバックヤードで、たくさんの人が働いている場面を見ることができ、自分自身も裏方の一人として参加できたことは、みなさんにとって大変、貴重な体験でした。いつか、受賞者として晴れ舞台に立つ日があるかもしれないけれど、それよりも、こんなに大勢の裏方のひとがいて、自分もそのひとりとして、動けたこと、そのことを実感できたことが、これからプロの料理人、パティシエとなっていくみなさんにとって、なによりも貴重な体験でした。」
レストラン業界で権威のあるガイドブックであるミシュランは、いわばオリンピックや、ノーベル賞、アカデミー賞にも匹敵するもの。
しかしいっぽうで、料理・製菓の世界は、もっともっと多様性に満ちています。
食の世界の大いなる可能性をこの国際的なイベントを通して、学生ひとりひとりが、体感できた、貴重な一日でした。
辻芳樹代表と学生たち