「RED U-35 2023」 最終審査会で辻調学生が調理アシスタントとして協力!
2013年からスタートした、新時代の若き才能を発掘する日本最大級の料理人コンペティションRED U-35 (RYORININ's EMERGING DREAM U-35)。初年度の2013年、2014年は、辻調グループ代表の辻芳樹が審査員長を務め、その後も当大会に辻調グループは全面協力しています。
RED U-35とは https://www.redu35.jp/redu35/
第10回を迎えた2023年度大会は、「2030年のお子様ランチ 〜未来をつくるこどもたちに贈る料理〜」をテーマに8月からスタートしました。約半年にわたる長く濃い闘いを経て、ついに2月15日、「RED U-35 2023」のゴールドエッグ5名のシェフによる最終決戦が行われました。
最終審査会のテーマは「そして2050年、大人になる子どもたちに贈る料理」
応募テーマの20年後、つまり大人になった2030年の子どもたちに対してどんなメッセージを託すのか、ゴールドエッグ5名のシェフたちはそれぞれの想いをひと皿に表現。そして、審査員の前で最終仕上げを行うパートでは、辻調グループの学生4名がシェフの調理アシスタントを務めました。
(左から)小林 諒真さん、イーゼフ 至宝 テレサさん、稲荷 亜咲美さん、石田 絢子さん
大会エプロンをつけて事務局の方から説明を受け、学生を1年間指導してきた引率の本田孝成先生からもスケジュールや準備についてアドバイス。
いよいよスタートです。
学生は2名ずつチームになってアシスタントを務めます。シェフと学生の打合せ時間は決められており、限られた時間の中で初めての情報を一生懸命に詰め込んでいました。
シェフにとってどれだけ大切な大会か、学生たちにも痛いほど伝わっており、別のチームがサポートを行っている間は、担当するシェフがどうすればやりやすいか、自分たちがシェフの指示通りに間違いなく動くにはどうすればよいか、シミュレーションしながら積極的に話し合っていた姿は本当に頼もしかったです。
本田先生は心配しながら何度も控え室と審査会場を往復していました(笑)多くの審査員に囲まれて張り詰めた空気のなか学生たちも緊張していましたが、みんな立派にやり遂げてくれました。シェフと審査員の質疑応答は学生たちにとってとても勉強になったうようです。
すべての調理が終わった後は、みんな充実感に溢れていました。
学生たちは授賞式にも参加させていただき、とても感動し大きな刺激を受けたようです。見事グランプリに輝いたのは、山本結以シェフ、そして準グランプリは、西山優介シェフでした。実は、両名とも辻調理師専門学校の卒業生です。おめでとうございます!!
最終審査結果はこちら https://www.redu35.jp/progress/year2023/red/
学生たちは、4月からそれぞれの道に進みますが、この日感じたことを大切に、これから食の業界で活躍してくれることを心から願っています。