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料理のチカラプロジェクト

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端午の節句

イベント

2009.04.27

5月5日はこどもの日。「端午の節句」ですね。

皆さんは端午の節句に柏餅?それとも粽(ちまき)?どちらを食べて大きくなりましたか?

これは地域によって違うようです。

製菓学校の和菓子実習室前のショーケースは一足先に端午の節句の飾り付けがされました。

柏餅、粽についての説明も展示しています。

もちろん授業でも両方勉強します。実習でも粽をまきました。

中に包み込む餅の形が悪く先生に「火の玉(魂)かっ・・・」とつっこまれながらも格闘し、5本組の粽を作ります。

端午の節句とは?

端午の「端」は「はじめ」、「午」は十二支の「午」、「はじめの午の日」を意味します。

端午の節句は、「菖蒲の節句」ともいわれます。

「菖蒲」は、「尚武(武事や軍事を重んじる)」と同音であるため、男子の誕生を祝う日となりました。

鯉のぼりを飾るのは何故?

昔、中国で「流れの急な『竜門』という河を登りきった鯉は竜になる」と言われた事から、

男の子の将来の出世を願って「鯉のぼり」をあげるようになったんですよ。

粽について・・・

5月5日は中国の昔の王族、屈原という人の命日です。彼は周りの人物に

ねたまれて失脚し、『泪羅』という湖で入水自殺をしました。

彼の死を悼み竹筒に入れた米を投げ入れたことが、粽を食べるようになった起源といわれて

います。粽という名前の由来は、茅の葉で巻かれたところから、また、何度もいぐさで

巻くところから、千回巻く⇒千巻き(ちまき)になった、などです。

柏餅ついて・・・

柏の葉には、「新芽が出てくるまで古い葉が落ちない」という特徴があります。

武家の人達にとって最も大切な家の存続を願い、食べられるようになりました。