日本料理・安場先生が「川の恵みを活かすフォーラム」にてレシピ考案
10月16日(日)に、京都大学防災研究所宇治川オープンラボラトリーにて、
京の川の恵みを活かす会主催「川の恵みを活かすフォーラム」で、日本料理・安場昌子先生と大引伸昭先生が
鮎を使ったレシピ2品を考案し、ご来場された方々に提供いたしました。
「京の川の恵みを活かす会」は、鴨川流域の自然の恵みを豊かにし
これを活かしていくことを目的としており、大阪湾から鴨川の上流まで天然アユがのぼれる
流域環境を目指して、魚道の設置や調査、勉強会などを行っています。
今回のフォーラムでは、「川魚のレシピと食味の体験」ということで、安場先生が鮎の串打ち、焼き方、そして
鮎を使ったレシピ2品を調理しました。
まずは、開会式が行われ、
安場先生がご来場のみなさまにご挨拶と、今回のレシピ紹介をしました。
その後、「鮎のゴルゴンゾーラ巻」 と 「鮎かつ」を提供しました。
養殖鮎と天然鮎を分け、試食された方には味比べをしていただきました。
今回は助手として、辻調理師専門学校・辻調理技術研究所の学生7名も参加しました。
その後、鮎の炭火焼き実習ということで、
鮎の串打ち・焼き方の指導を行いました。
みなさんに分かりやすいように、鮎の人形で伝える安場先生。
ポイントは、鮎が泳いでいるように焼くこと、そして片面には穴をあけないことです。
今回のフォーラムでは、様々な川の鮎があり、味、形、特徴の違い、その地域性を理解することができ、
川酒菜(かわざかな)料理のさらなる可能性を感じる機会となりました。