農林水産省「産地活性化総合対策事業」の一環で、全国茶生産団体連合会に協力して、
1月12日に、「ペアリングで開花する日本茶 ～日本茶と料理、生産者と料理人～」と題し、イベントを開催しました。

まずは水出し茶のウェルカムドリンクで、100名近い参加者をお迎えしました。
（実はとても高級な茶葉で、大変味わい深いお茶でした。）

日本茶とそれを取り巻く環境については、我々も知っているようで実は知らないことの方が多く、大変勉強になりました。日本茶は和食と合うだけでなく、フランス料理やスパイスの効いたエスニック料理、酒など、今までの既成概念を超えるものとのマッチングに、新しい可能性が広がっていることもわかりました。

　

そして、フランス料理店MAVOの料理と、シェフが独自でブレンドした3種のお茶とのペアリング試食では、参加者一同が驚きました。日本茶の無限の可能性を体験できる、大変貴重な時間でした。

　

　

そして、パネルディスカッションには、辻調理師専門学校の若林聡子先生も参加。
茶業界での課題を浮き彫りにしながらも、近年の新しい活動から未来に向けた可能性を示唆する流れとなりました。



イベントの最後には、多田氏が持参してくださったブレンド茶やシングルオリジンの飲み比べや武田氏が自ら焙じてくださったお茶の試飲会を皆さんに楽しんでいただきました。

　

　

今回のイベントでは、本校の学生たちも任意で参加させていただき、日本茶の奥深さ、専門性と多様性、ペアリングによって無限に広がる魅力など、日本茶の持つ新しい世界観を学ぶことができました。