TSPAレポート#28:メートル・ド・セルヴィス杯に挑戦!~特訓編~
こんにちは。
辻調理技術研究所フランス・イタリア料理研究課程のTSPAの菊地です。
今回は、私も挑戦した「第15回メートル・ド・セルヴィス杯」についての記事を
何回かにわけて、レポートします!!
2013年11月22日(金)に行われた決勝には、
辻調理技術研究所フランス・イタリア料理研究課程の研究生から西日本代表として
岡田啄志
西川唯
菊地良
菊地永莉
の4名が学生部門に出場しました。
私たちの決勝課題は、
シーザーサラダ
クレープシュゼット
カクテル2種
筆記試験
の4種類です。
決勝へ向けた練習は10月から行い、
シェイカーの持ち方や振り方、クレープの扱い方など、基礎的な練習から始まりました。
カクテル用のバースプーンを回すだけでもカチカチ音がなってしまったり、
シーザーサラダのソースマヨネーズを作る時に分離させてしまったり、
筆記は先生が苦笑してしまうほどの悲惨な結果でした…。
しかし、毎日の練習と、自主勉強、自主練習のおかげで、少しずつ少しずつですが、形になっていきました。
実技がだんだん形になってくると次は、
「お客様と話しながらサーヴィスをする。」と言う事が課題になりました。
これにはシーザーサラダ、クレープシュゼット、カクテルについての知識も必要でした。
話をしているのに作業に必死で相手の顔を見なかったり言葉が出てこなかったり、
逆に話すことに必死になると話してる間手が止まってしまったり、思っていた以上に難しくて、
なかなか“サーヴィス”にはならなくて。
先生に
「お客様の前で作業をするんじゃなくて、お客様にサーヴィスしないといけないよ。」
と言われたことが今でもすごく心に残っています。
決勝大会までは、毎日授業では実習もあるし、放課後はコンクールの練習もあり、
家に帰ってからは実習の勉強やコンクールの勉強があって、本当に大変でした。
また、毎日練習をしていると学校の代表として決勝大会に出場するというプレッシャーも強く感じるようになって、
日に日に不安と焦りが大きくなりました。
でも一緒に練習している仲間と毎日指導してくれる先生、応援してくれる先生、友達、家族。
みんなの支えがあってみんなが励みにって、私たち4人は日々の練習も実習も頑張れたんだと思います。
本番直前の練習になると、たくさんの先生が練習を見に来てくれて、お客様役をしてくれたりと、
本当に毎日、周りの人に感謝でいっぱいでした。
コンクールの会場がある東京へ向かう日、
技術研究所の仲間が私たちをエールと共に送り出してくれました。
フレーフレー!と応援団長の森本君が盛り上げてくれました。(笑)
みんなにありがとうです。
次回は、東京に着いてからのことや大会当時の様子をレポートします!
2013.11.29. 辻調理技術研究所 フランス・イタリア料理研究課程 TSPA