TSPAレポート#30:メートル・ド・セルヴィス杯に挑戦!~決勝大会前編~
こんにちは。
辻調理技術研究所フランス・イタリア料理研究課程のTSPAの菊地です。
今回は東京に着いてから、全ての私たち学生部門のコンクール課題が終わるまでのレポートです!
コンクール前日、東京に到着後、会場になるホテルを下見に行きました。
「ここでやるのか…」と少し不安になりましたが、まだまだ実感は湧かなかったです。
夜は各自部屋で勉強。でも落ち着かなくて、一緒に勉強していました。(笑)
コンクール当日、朝食を食べて皆でコンクール会場のホテルに向かい、控え室へ。
そこで東日本代表の出場者たちと少し話したりして時間を過ごしました。
競技に出場する順番はくじで決まります。緊張しながらくじを引きました。
順番が決まったら、すぐに競技が始まりました。
シーザーサラダ、クレープシュゼットの課題は、2人ずつ背中合わせで行います。
カクテルは1人ずつ、同時進行で進んで行きます。
控え室から会場に案内されると、一気に緊張感が体に伝わるのが分かりました。
練習をたくさんしましたが、学校で使っていた器具と違うものが置いてる事もあったり、
カクテルでは見た事のないメーカーのジンが置いてあり、
どれがジンなのか見つける出すことにに必死でした。
また、シーザーサラダではドレッシングを作る器が深皿ではなくボールが用意されており、
ソースを作るのに少し戸惑いました。
本番では、練習時との違いがあり、臨機応変な対応が求められました。
普段では、ジンを見つけたり、皿をボールで代用したり、きっとすごく簡単な事なんだと思います。
でも、会場の緊張感の中で、頭を働かすのは想像以上に難しいもので、
少し違うものが置いているだけで頭の中はパニック状態になりました。
でもその中で、どれだけ冷静でいられるか、どれだけ自分を見失わずにいれるか、
という事がすごく大事な事なんだと感じました。
冷静でいられない部分もありましたが、毎日練習させてもらっていたおかげで、
それが自然と自分たちの自信になっていて、緊張しながらも落ち着いて、
時間にも余裕を持って笑顔で終われたと思いました。
全ての課題をし終えて、「あそこはこうすれば良かった。」、「何であんなことしたんだろう。」
と悔やむ気持ちもありましたが、たくさん練習してきたので、本番で出せた力が本当の自分の力だと思えたし、
やりきった気持ちでいっぱいでした。
学生は午前中に全てが終了して夕方の結果発表を待つのみでした。
次は結果発表からの事をレポートします!
2013.12.09. 辻調理技術研究所 フランス・イタリア料理研究課程 TSPA