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辻調グループ フランス校

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【一歩踏み込んだフランス文化を】オプション授業第1回

フランス校日記

2024.10.22

Bonjour, 辻調グループフランス校です。最近は暖かい日と寒い日が交互にやってきて、何を着て外に出たらよいのか迷うことの多いフランス校近郊です。少し風邪をひいている人も見られますが、フランス校生活にも慣れてきた研究生の皆さんは元気で頑張っています。実習授業が始まり、今日で全員が2回目の実習を終了することになります。調理製菓の実習のほかにセルヴィスの実習、フランス語の授業など毎日忙しいですが充実した生活です。

先週の金曜日には第1回オプション授業が行われました。オプション授業は「ワイン」「フランス語」「フランス食文化」の3講座の中から1つを選び受講します。1期に5回行われるこちらの授業では普段の授業とは一味違った角度からフランスについて学ぶ内容となっています。


第1回のワインの講座は「試飲の仕方の基礎」を学びました。講師はフランス校ディレクター、ベアル先生です。ワインの試飲はただ飲むだけではなく、色を見て香りを確認してから味わう、という順番に沿って行われます。そういった行程を学んだり、ワインが供されるときの温度は大切であり赤ワインと白ワインは温度が低いと実は似たような味がする、ということを確認する実験をしたりしました。ワインについて学ぶことが初めての皆さんも「少なくとも色の違いや香りの違いはわかった」など、初回で学んだことがいろいろとあったようです。

フランス語の講座は普段の授業とは少し角度を変えて行われます。通常授業では調理や製菓の授業に使えるフランス語を中心に学びますが、今回は日常会話(自己紹介等自分について話をするなど)が中心の内容でした。「研修先では仕事のフランス語は何とかなっても日常会話、雑談が全然わからない!」という研修生が多いので、フランス校にいるうちから雑談ができるようなフランス語力を身につけたいものです。フランス語の講座では普段使いのフランス語についての質問などをブリジット先生が教えてくれます。

フランス食文化の講座の第1回目は「フランスぐるりひと回り」をテーマにフランス全土の食文化を見てみました。フランスも広いので全ての地方を自分で回ることは難しいと思います。こちらの講座でフランス文化についてざっと情報を得れば冬休みなどにお出かけする場所を決めるのに役に立ちそうです。先生おすすめの食材(今回はブルターニュ地方のお菓子など)を試食したりしながらフランス各地方の特色や特産物を学ぶ授業でした。

フランスに来たからには現地で学べるフランス文化も学びたいものです。こちらの3講座で学んだことを週末や冬休みなどの外出で活かせると思います。残る4回の講座も楽しみですね。