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辻調グループ フランス校

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【おかえりなさい!】2023秋コース生が大きく成長して帰国

フランス校日記

2024.08.02

日本のフランス校事務局です。

7/31(水)、10か月の留学プログラムを終え、2023秋コース生が無事日本に帰国しました。



不安と緊張で表情が硬かった10か月前の出発日と顔つきが全く違い、達成感に満ち溢れた皆さんの満面の笑みと、たくましい表情がとても印象的でした!
それでもお迎えに来られていたご家族やご友人の顔を見た瞬間、お互いに安堵の表情を浮かべておられ、10か月間の長さと苦労も感じられた瞬間でした。
皆さん、本当にお疲れ様でした。そしてよく頑張りました!

帰国してひとまず休みたいところではあると思いますが、留学がゴールではなく、皆さんの社会人生活はこれからがスタートです。
大阪校では帰国日当日に、東京校では翌日に、『帰国生キャリアガイダンス』を実施しました。



就職活動の流れ、活動上のルールといった、基本的な就職活動に関する説明から、フランス校卒業生の先輩から「就職するにあたって、帰国生ならではの落とし穴」について助言まで、たくさんのアドバイスを受けました。
『何を重要視して就職先を探すのか』といったことも、しっかりと考える時間になったのではないでしょうか。



中には、行きたい企業様が決まっており、応募書類を提出する準備はできている、既に内定をもらっている、といった帰国生もいました!

ガイダンス終了後は、日本の学校でお世話になった先生たちに、成長した姿を見せに回る帰国生がたくさんいました。




挨拶に来てくれた帰国生を見て、先生たちもとても嬉しそうです!
送り出す側も、学生の皆さんがたくさんのことを学んで充実した留学生活を過ごし、そして無事に帰国してくれることを何よりも願っています。
大変だったこともたくさんあったと思いますが、それも笑い話に変えて、笑顔で談笑していました。





最後に、10か月の留学を終えた2023秋コース生たちに、フランス留学生活で「意識して取り組んだこと」と「特に学んだこと」を聞いたので、一部紹介します。

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【フランスで意識して取り組んだこと】

●フランス校での目標をしっかり決めておくこと。
お菓子や料理を作る以外にも、言語の壁や人間関係でも大変なことがあったり忙しくなると、自分のやりたかった事が分からなくなったりしたので、目標はしっかりと決めておいたほうがいいです。

●常に小さな目標を作って達成していくこと。
多忙なフランス校での生活は一瞬で、気づいたら中途半端になっているかもしれないから。
目標とは別に日々、吸収したい情報や学びが沢山あるので写真と簡単な説明、それに対しての自分の感想をこまめに記録した。その時落とし込めなくても、後から振り返ることができる貴重な経験の記録になるから。

【特に学んだこと】

●フランス料理の知識や技術だけでなくフランス人の楽観的な性格であったり、繊細で綺麗な盛り付け方なども勉強になりました。

●まずはなんでも楽しむこと。仕事でも自分が楽しむことで、周りも楽しくなり結果自然に良いクオリティのものができることに気づく。また常に自分、周りに変化がないかを観察する力を磨くことができた。観察、予測する力、考える力は料理人とってとても大切なものだと改めて感じる。

●何よりプライベートでも仕事でものびのびと楽しく自分らしく過ごすことの大切さを身に染みて感じた。フランス人の人生を自分らしく楽しく生きるために働くスタンスや自由な発想力、スタンダードの食へのレベルが高い背景があったからだと思う。あらゆる視点から固定概念を覆され、率直にフランスの文化やお菓子、料理など興味のあることに打ち込めた。好きなことを続けるためのマインドも学べた。

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これでフランス校2023秋コースのプログラムは完全終了となります。
ご家族の皆様や関わったすべての方にお礼申し上げます。
今後ともフランス校をどうぞよろしくお願いいたします。