オプション授業第2回(エスコフィエ校)
11月14日(金)
Bonjour, エスコフィエ校教務部デボワです。11月ももう半分が過ぎようとしています。
フランスでは12月の20日からを暦の上では「冬」と呼ぶのですが、その頃から日は長くなっていくので、
気温こそ低けれど春が近づいてくる感じです。12月20日までの日が短くなっていく期間が今年はやけに暖かいので
「日は短いけど暖かい時間が長いなあ」と個人的に「もうけた」気分になっております。
今日は午後の授業として「オプション授業第二回」が行われました。
今回もワイン、フランス語、食文化の3つの講座に分かれてそれぞれフランス文化をしっかり学びました。
ワインの講座は「同じ品種でも作っている土地によって味が変わります」をテーマに行われました。
フランス校近郊にあるボジョレワインを使っての授業です。ボジョレワイン、といっても、北の方、南の方、山の斜面、
平らな土地、などブドウが作られる場所で条件が変わり、そのために味も変わります。場所が変わると土地の土の質も
変わりますから、いろいろな部分で変化が起こります。そういった違いを試飲によって学びましたが、皆さん感じることは
できたでしょうか。
フランス語の講座は「実際にフランスのカフェに行って飲み物を注文してみましょう」ということで遠足です。
シャトーの隣町、トレヴという所まで行き、実際にカフェに入りました。あいにく雨が降り残念でしたが、
カフェで温かい物を飲んだりと楽しめたようです。フランスではカフェは便利な休憩所ですので、
自分で物を頼むときのいい方を覚えておくのはよいことですね。
食文化の講座は前回中心に触れたブルターニュ、ロワールなど以外の土地について、リヨンのあるローヌアルプ地方を
中心にアルザス地方、コートダジュール地方を学びました。リヨンの名産を試食しましたが、美味しいと喜ばれたものも
あれば「・・・。」という感想だったものもあったようです(笑)。名物が必ずしも美味しいとは限らないのですね。
買い物をするとき、レストランに入る時に名物を知っておくと面白いので、そのような知識を学ぶ機会となりました。
オプション授業はあと3回行われます。それぞれの講座でフランスならではの知識を勉強して役立ててください。