FRANCE

辻調グループ フランス校

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オプション授業第2回(エスコフィエ校)

フランス校日記

2016.11.18

11月17日(木)
Bonjour, エスコフィエ校教務部デボワです。11月も半ばとなりフランスもどんどん寒くなっています。紅葉がきれいな季節ではありますが、もうすぐすると葉っぱは全部散ってしまい寒々しい風景となってしまいますね。日が沈むのも早くなり、朝は8時くらいまで日が照らない季節となりますので、太陽大好き!なフランス人には厳しい季節となります。

フランス校の学生の皆さんはそれでも元気です!最近は多少風邪をひいたりしていた学生さんもいましたが、部屋で寝込むような人はいないようで皆さん元気に授業に参加しています。

先週の金曜日はオプション授業の第2回が行われました。

 


ワイン、フランス語、食文化の3つから1つ選んで受講するオプション授業、今回のワインの授業は「土地が違うとワインの味も変わる」というテーマで勉強をしました。ボジョレワインを例にとって、「同じボジョレワインでも土や石、土地の高度、太陽の当たり方などで味がかなり違う」ということを試飲をしながら学びました。詳しい味の違いまでわからない、という学生さんも多いと思いますが、「なんか違うかな?」ということだけでも感じられれば初歩としては上出来!です。

 

フランス語の授業は普段の授業では習わないようなフランス語をテーマに行っています。今回は「フランス人のジェスチャーについて」などを学びました。フランス人のジェスチャーはよくわかっていないと日本と逆の意味を表すものもあったりして誤解を招くこともあります。ここでしっかり学んでフランス人とジェスチャーを使ってコミュニケ−ションが取れたら面白いですね。

 

食文化の授業は「フランス料理の歴史」について学びました。料理、製菓を学びにフランスに来ましたが、なかなか歴史の勉強までする時間はありませんよね。しかし料理やお菓子の歴史って大事なことです。辻調グループ校創設者辻静雄もフランス料理の歴史に歴史に名を残す偉人として本等に紹介されることが多い人です。そして「エスコフィエ校」にも名前がついている料理の偉人オーギュスト・エスコフィエという人のこともぜひ学んでおきたいところです。そのような偉人達の功績や歴史の流れでどのように料理が変わっていったか、など興味深い授業内容で行われました。

 

フランス校に到着して1ヶ月半ほどが経ちましたが、そろそろ皆さんフランス文化になじんで来た頃ではないでしょうか。オプション授業の内容もフランス生活で役に立つことと思います。