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辻調グループ フランス校

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【普段とは違った雰囲気で】オプション授業第2回

フランス校日記

2024.11.19

Bonjour, 辻調グループフランス校です。今週木曜日はボジョレ・ヌーヴォーの解禁が行われます。フランス校はボジョレ地方にあるので、学校でも解禁後に試飲が行われます。地元ボジョレでのボジョレ・ヌーヴォー試飲は素敵な思い出になるのではないでしょうか。今年のボジョレワインは天気があまりよくなかったため生産量は少ないようですが、質の高いものができたとの話です。ヌーヴォーのできも楽しみですね!

先週金曜日はオプション授業の第二回が行われました。ワイン・フランス語・フランス食文化から1つを選んで受講するオプション授業では普段の授業とは一味違った方向からフランス文化について学びます。


ワインの講座ではボジョレワイン醸造所シカレックス社を訪問した時にもお世話になったシカレックス社のファニーさんによる講習でした。内容は「同じ年に獲れたワインでも土地によって味は違う」ということを学ぶもので、同じ年に獲れたボジョレワインでも土地が違うとかなり味が違う、ということを、試飲をしつつ学びました。ボジョレ地方と言っても広いため、北と南では太陽の当たり具合や土の質などが違い、味も大きく変わります。そのような違いを今回5種類の赤ワインを試飲しながら学びました。軽くて飲みやすいもの、タンニンが効いていて力強いもの、5種類それぞれ違いがあり、ワインの学習の初心者の皆さんでも違いを感じられたようでした。


フランス語の講座では「フランスのジェスチャー」を学びました。日本のジェスチャーと共通するもの、逆の意味になるものなど実際にジェスチャーをしながら学びました。フランス人はジェスチャーが大きいので、実際に会話する時にフランス人になり切って使ってみるとよいですね!そのあと「体の部位を表す言葉」を学びました。言われた部位を友達同士で触りあうゲームも行いましたが、ポジションが難しく苦労している人たちも。普段の授業とは違ってゲーム感覚で学ぶ楽しい講座でした。



フランス食文化はリヨン近郊の食文化を中心に学びました。リヨンという町の紹介、歴史や食文化の特徴を学びます。リヨンはフランスの内陸にあり、北と南の食文化が融合した美食の町ですが、情報を知っておくと実際にレストランに行ったり食べ物を買ったりする際、役に立ちます。海がないので淡水魚を多く食する文化、内陸なので豚肉加工食品が多く作られる(昔は冬のための保存食でした)ことなどを学び、実際にリヨン名物のソーセージなどを試食しました。リヨン近郊にある学校に進学した皆さんなので、リヨンについての食文化はぜひ知っておいていただきたいですね。

オプション授業は全5回で行われます。普段の授業より少しリラックスして受けられるのも嬉しい授業です。残す3回もお楽しみに!