FRANCE

辻調グループ フランス校

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【四六時中、料理のことを考えられる環境です】山本 桜さん :2024年秋コース 調理

在校生レポート

2024.11.19

【海外に憧れて】
フランス校に進学したきっかけはまず海外に憧れがあったからです。フランス校に進学するまで日本から出たことがなかったので世界を見てみたい好奇心があり、おいしいものが大好きという気持ちもあって進学することにしました。日本でフランスのことを勉強し、フランスを知れば知るほど早く行ってみたい、もっと知りたい、と思うようになりました。


【四六時中料理のことを考えられる】
ここでの実習は日本と比べてスピードがとても速く、正直毎日大変ですが、日本にいる時よりも集中して料理を学ぶことができるので、自分の中で新しいことを知る楽しさが10倍、100倍大きくなりました。スピード感もフランス校ならではだと思いますが、フランス校にはもっと料理とお菓子が好きな学生が集まっているのでお互いに高めあえる存在がたくさんいることがよい点だと思います!何よりもフランス校という環境が四六時中、料理のことだけを考えることができるので、毎日たくさんの刺激がありとても面白いです。




ボジョレワイン醸造所訪問での試飲

【日曜日はしっかり休んでメリハリを】
フランスに来て驚いたことは、日曜日にほとんどのお店が閉まっていることです。日本だと日曜日は休日だから出かける、遊びに行く、という感覚でしたが、フランスでは日曜日は仕事が休み!なので、土曜日はお出掛け、日曜日はゆっくり過ごす、というメリハリができました。

【友達と過ごす時間も楽しい!】
日本でも学生寮に入っていたので共同生活には慣れていましたが、フランス校の寮では全員が同じリズムで生活するので、より友人と仲間と過ごす時間が増え毎日がとても楽しいです。友達とは連休にアルザス地方のコルマールに行きました。街並みがとてもかわいらしく、すでにクリスマスムードで見ているだけでわくわくしました。宿で食事を作ったり、アルザス料理であるシュークルートをレストランで食べたり、たくさん歩いて疲れましたが素敵な旅になりました。

学校企画食べ歩き「セルジュ・ヴィエラ」にて。ミシュランガイド二ツ星のお店です。

【印象に残った食べ歩き】
アルザスに行ったときにミシュランガイド二ツ星レストラン「Auberge de l'ill(オーベルジュ・ド・リル)」へ行きました。最初から最後までどのお皿も美しくとてもおいしかったです。特に印象に残ったのはシカ肉の火入れです。ジビエ特有の嫌な臭みもなく、歯切れのよい火通しに感銘を受けました。美しい料理とセルヴィスのスマートな対応に感動しながら素敵な時間を過ごすことができました。

アルザスでは素敵な時間を過ごすことができました!

オーベルジュ・ド・リルで感動したシカ肉の料理

【研修先では自分を出して仕事をしたい】
研修は希望しています。アルザス地方に行ければよいなと考えています。まだ、スタージュに関しての考えがまとまっているわけではありませんが、研修に行ってフランス人の中でも自分を出して仕事ができるように今を楽しんで自信を持てるように日々頑張ります。

【フランス校進学を考えている皆さんへ】
自分の知らない場所や新しい言語、わからないことに対してたくさんの不安があると思います。私自身もフランスに行く決断をするのにたくさんの不安がありました。それでも最初はわからないことが当たり前で、みんなスタートラインは一緒です!スタートした時、いかに自分のモチベーションを持っていくかが大切だと思います。もちろんフランスに来る前からの準備も大切ですが、フランスに行ける環境が整っているなら一歩踏み出してみてください。フランス校という最高の環境で料理お菓子を学びに来てください!On n'a qu'une vie(人生は一度だけ)!


山本 桜 (YAMAMOTO Sakura)
出身校 千葉県立佐倉東高等学校
辻調グループ出身校 エコール辻東京