【ボジョレ・ヌーヴォーだけじゃない!】ボジョレワイン醸造所 SICAREX (シカレックス)社見学
Bonjour, 辻調グループフランス校です。昨日月曜日までフランスは3連休でした。研究生の中にはアルザス地方やパリに出掛けた人がいたようです。そろそろ電車の乗り方などにも慣れ、フランス国内旅行が楽しくなってきた時期なのではないでしょうか。12月の冬休みも楽しみですね。
先週金曜日、フランス校ではボジョレワイン醸造所「SICAREXシカレックス社」の見学を行いました。ボジョレワインはフランス校近郊で作られるワインで「ボジョレ・ヌーヴォー」で有名です。フランス校のすぐ隣に醸造所があり、講習を受けてから見学をさせていただきました。
SICAREXシカレックス社にてワイン醸造に関する講習中
講習はボジョレワインの含めたワインについての説明から始まりました。ワインがどのように育てられ収穫されるかの説明は基本的にほとんどのワインに共通する内容ですので勉強しておくと便利です。各ワインによって剪定の仕方など違う部分はありますが、1年間の仕事の流れなどほとんど同じですので、違うワインの勉強をする時にも役立つ知識です。シカレックス社のファニーさんに説明を受けた後に施設の見学と説明を受けました。
ワインのタンクの前
ボジョレ・ヌーヴォーで有名なボジョレワインは今まさにボジョレ・ヌーヴォーを醸造中、毎年11月第3木曜日が解禁日となりますのでもう少しで解禁ですね!醸造所内にはワインの香りが漂っています。大きなタンクやたくさんの瓶、瓶に栓を詰めるマシーンなどを見学しました。たくさんのワインを製造するタンクの大きさはさすがですね。
現在たくさんのワインが醸造中です
施設見学の後は試飲を行いました。ボジョレの白ワインと赤ワイン1つずつです。ボジョレワインの白はフランス国内でもあまり知られておらず飲む機会も少ないですが、ボジョレ地方にあるフランス校ではラッキーなことにこのおいしいワインを飲む機会があります!製造量も多くないボジョレの白ワインですが、ブルゴーニュワインのブドウ品種と同じくシャルドネ種で作られており香り高く大変おいしいものです!赤ワインはガメイ種というボジョレワインの特徴と言えるブドウ品種で作られています。ボジョレ・ヌーヴォーは新酒ですので軽くて飲みやすいのが特徴ですが、ボジョレの赤ワインもフルーティーではありますがタンニンも感じられ年を経てもおいしく飲めるものがたくさんあります!
白ワインから試飲します
研究生の皆さんもワインを試飲しながら「白ワインは花の香りがする、という意味が少しわかりました」「赤ワインに付け込まれているブドウの茎の緑っぽい味も感じました!」など、いろいろな感想を述べていました。試飲の基礎から学んだ今回の醸造所見学ではワインについて何も知らなかった、という研究生の皆さんもいろいろなことが勉強になったようでした。
試飲の仕方もファニーさんから説明がありました
味わってからの皆さんの感想はいかがでしたでしょうか
ボジョレ・ヌーヴォー解禁まであと一週間ほどです。そちらも楽しみですね!
フランス校ではこれからもいろいろなワインの授業が行われます。お楽しみに!
ファニーさんと一緒に記念撮影
※フランスは18歳以上が成人となり飲酒は許可されています。