Bonjour！　フランス校教務部です。
前回はフランス料理研究課程の3セリについてお伝えしましたが、今回は製菓研究課程の3セリについてお届けします！


「セリ」とはフランス語では"Série"と書きますが、「シリーズ」や「節」などの意味があります。
フランス校では1セリ、2セリ、3セリとレベルが上がっていくのですが、製菓研究課程もこの最終節である3セリに突入しています！
（製菓研究課程の1セリ→2セリの様子はこちら)

1セリではpetit gâteau（プチ・ガトー－小さいケーキ）を、2セリではentremets（アントルメ-ホールケーキ）を作っていましたが......


3セリではなんと、レストランで出されるassiette dessert(アシエット・デセール－皿盛りデザート)を作ります！


フランス人シェフの講習中も研修生たちは、今までと一味違った作業に興味が尽きません。


シェフの講習を元に、いよいよ実習へ。
2セリまでは注文が通る頃には仕上げまで終えていましたが、皿盛りデザートという事は、注文が通ってからが大変です！



違うデザートも同じテーブルであれば、同時に提供されなければなりません。
他の研究生が作っているデザートの焼き時間や仕上がりも見つつ、提供時間を合わせていきます。



サービス班も、きれいに彩られた皿盛りのデザートを崩さないよう提供します。



クリヨン班（お客様役）の研究生たちも今までとは違ったデザートを心待ちにしていました！
1セリから3セリまで駆け抜けてきた研究生たちですが、今週で全てのシミュレーション実習が終わりを迎えます。
と言っても来週のムニュスペも、その後のスタージュ（実地研修）もまだこれから！
Bon courage !（ボン・クラージュ－頑張れ！）