【地元ボジョレワインについて学びます!】シカレックス社見学
Bonjour, 辻調グループフランス校です。先週末は昨日の月曜まで続く3連休でした。5月1日は日本でもメーデーですが、こちらでは祝日となり、おそらく1年で一番「人が働かない日」です。例えばリヨンならバスも地下鉄も動いていません。お店もほとんどが閉まっています。どこへ行ってもあまり何もやっていないため、フランス校研究生の皆さんにとっては勉強日和でした(笑)。
先週土曜日は製菓の研究生の皆さんがリヨンの老舗ショコラティエ「ベルナション」を見学しました。カカオから焙煎して作られるベルナションのチョコレートの製造所を見学し、ショコラティエで楽しくお買い物も。高級チョコレート店ですが、リヨンの便利なところにありますので気に入った方はまた訪れることができますね。
先週も実習授業がしっかりと行われましたが、金曜日の午後はボジョレワイン醸造所「シカレックス社」を見学し、ボジョレワインの授業を受講しました。フランス校はボジョレワインの畑に囲まれており、フランス校隣にあるシカレックス社では「ボジョレヌーヴォー」で有名なボジョレワインの醸造をしています(加えてシカレックス社は研究所でもあります)。
まずボジョレに限らず、各国のワインの生産量、ワインのブドウの種類など基本的なワインの知識を学びました。醸造方法もほとんどの人が初めて聞く話だと思いますが、スライドを使って丁寧に教えてくださいました。研究生からの質問もたくさん出てたくさんのことが学べたと思います。
醸造所の見学も行いました。ワインを入れる大きなタンクや瓶詰めのマシン等初めて見るようなものがたくさんあります。シカレックス社には大きなワイン樽が飾られている部屋があり、そちらの部屋で試飲を行いました。白ワイン1種類、赤ワイン2種類を試飲させてもらいました。ボジョレワインと言えば「ボジョレヌーヴォー」ですが、それ以外のワインも実はとてもおいしいです!特に白ワインは生産量がとても少ないのであまり知られていませんので貴重な機会でした。ボジョレワインのおいしさを発見した研究生も多かったようですよ。
フランスでは18歳以上が成人扱いとなり、飲酒も許可されています。そのおかげでフランス校研究生はワイン等も試飲でき勉強になります。飲みすぎ注意!!ですが、ワインなどフランスならではの食文化が学べることはフランス校の魅力の一つです。これからのいろいろなワインの授業が待っています!