【普段とは違った雰囲気で!】特別実習授業
Bonjour, 辻調グループフランス校です。フランスは先週は水曜日から祭日があり連休となり、たくさんの人が旅行に出かけたようです。天気が心配されていましたが、バッチリでした!!(←古い)研究生の皆さんの中にはパリやアルザス、ボルドーなどに出かけた人がいたようで、楽しく過ごしたそうです。無事に皆さんシャトーに戻り、今週も元気に頑張っています。
今日はフランス校製菓シェフ、ドゥムール先生のお誕生日です。研究生の皆さんからお祝いのデコレーションがされたお菓子がプレゼントされました!Bon anniversair!!(お誕生日おめでとうございます!)ドゥムール先生もサプライズに喜んでいました。
お誕生日おめでとうございます!
今週フランス校では「特別実習授業」が行われています。調理の研究生はドゥムール先生から製菓授業を受け実習を行います。製菓の研究生は各班で砂糖細工を作ります。普段の実習とは違った雰囲気を楽しめる実習授業です。
調理の研究生も将来自分のお店を開店することになった場合、パンやデザートも自作のものを提供することもあります。今回勉強するのは基礎的な内容ですが、お菓子作りって面白い!と思う機会になると思います。
調理研究生が製菓ドゥムール先生からお菓子の作り方を習う授業です。こちらはエクレアを作成中。
各テーブルでエクレアのクリームの詰め方を確認中。
製菓の研究生はこの日のために班で話し合いを重ね作品のデッサンを作り作品のイメージを膨らませてきました。砂糖細工を行うのは初めての人もいますが、鮮やかな色のアメやパスティヤージュには触れてみたいと思っていた人が多かったようです。
たくさん話し合いをして決めたデザインを班で作成します。パーツごとに分担。
熱いアメを扱うのは難しいですが楽しいです。
実習で調理研究生が作ったお菓子はエクレア、ドレッセヴァニーユ(クッキー)、マカロンなどです。マヨネーズを作る時と同じような作業があったり、意外と力が必要だったりと発見も多いです。そして「同じ形を大量に作る」という作業が難しいということを実感したようでした。大きさが違ったり形がおかしかったりするものもできましたが、これも勉強です(笑)。おいしいお菓子がたくさんできて皆さん満足そうでした。
交代でエクレアにクリームを詰めます。
マカロンの中身のクリームをかき混ぜていますが、意外と固くて大変だそうです。
ドレッセヴァニーユ、これからオーブンへ。
砂糖細工を作る実習室は熱気ムンムンです!というのも細工用のアメをあちこちで温めているからなんですね。皆さんのやる気ももちろん満々です。砂糖細工は基本的に食用ではありませんが、「食用のお菓子を作る時の色合いやデザインの勉強になるので大切だと思います」と話してくれた研究生がいました。そしてコンクールなどの大きな作品を作り完成させることの達成感は大きそうですね!繊細な作業が多く壊れてしまうこともあるので細かい部品を多めに作ったりと大変なことも多そうですが、班のみんなで力を合わせて作る砂糖細工はフランス校での思い出の一つになるはずです。
楽しそうに作業をしている製菓の研究生。
熱がこもり実習室の気温がかなり高く皆さん大変そうですが、頑張っています!
鳥の羽や花びらなど、細かい部品がたくさんあります。
普段の実習も大変ですが、特別授業も知らないことを勉強したり準備があったりとなかなか大変です。学ぶことがたくさんあるこちらの実習がフランス校で得る知識の一つとして役に立ってくれるといいと思います!!
楽しそうにお菓子作りをする調理研究生の皆さんです。