【日本編】フランス校よりナレ先生が来日しました!
Bonjour ! フランス校事務局です。
フランス校ではアメ細工や製菓の特別実習授業が行われている中、フランス校よりフランス料理研究課程の教授であるエメ・ナレ先生が来日しました!
様々な授業やイベントに登場し、日本の学生たちにフランス料理の魅力を伝えてくれましたので、その様子をお届けします。
エメ・ナレ先生
1997年 M.O.F.(フランス国家最優秀職人章)受章
高度な料理技術と知識を持ちながら、とても親しみやすい先生です
【辻調理師専門学校】
まずは大阪の辻調理師専門学校にて、在校生(希望者)を対象としたフランス料理特別講習会を実施、フランス校の実習メニューを披露してくれました。
講習会が始まってすぐは、ナレ先生の冗談やカタコトの日本語を交えた進行に、会場内は笑い声で包まれていましたが、料理が進むにつれて、参加者の皆さんは、ナレ先生の手さばきの速さに終始釘付けでした。
料理を作りながら、料理人としての「考え方」についても様々な話をしてくれましたが、中でも食材を一切無駄にせずにあらゆる用途に使い分ける考え方については、学生の皆さんも大きく共感していました。
そして来年フランス校に進学予定の学生向けに実施している『留学ライフサポート』にも登場。
ハンズオン実習を実施し、フランス校さながらの実習を体験しました。
何度もvérifier「確認する」をしながら、火通しや味の調整をしていきます。
本当にフランス校で実習をしているようですね!
グループごとに1皿作りましたが、出来はどうでしょうか?
いろんな場所から「C'est bon ? おいしい?」「Oui !! はい!!」と聞こえてきました!
試食の後は質問の時間です。
フランス語で質問を考えてきた人は頑張ってフランス語で質問をしていました。
メモを片手に何度も質問。やっと通じた・・・!
通訳の先生に助けてもらいながら、
「料理人として大切にしていることは?」
「食材を扱うにあたって気を付けていることは?」
「自分はフランス料理をやりたいけど、自国の料理をやっていくべきですか?」
など、人生相談に近い質問まで、いろいろな質問が出ていましたが、一つ一つ丁寧に答えてくれました。
あっという間の大阪滞在が終わり、ナレ先生は『辻調理師専門学校 東京』にも来てくれました。
【辻調理師専門学校 東京】
東京校では、日にちを変えて2回、放課後に特別講習会を行いました。
特別講習会では、フランス校のメニューから子牛のローストを紹介しました。
本格的なフランス料理を目の前にして、学生たちは興味津々です。
ナレ先生の手にかかると、あっという間に仕上がっていきました。
香ばしく焼き上がってきた子牛がとても美味しそうでした。
東京滞在の2日目には、調理師本科クラスの実習を見ていただきました。
実習室では「カレーライス」と「にんじんとトマトのサラダ」を作りました。
カレーは煮込むまでの手順がフランス料理と同じ展開なので、お肉の焼き方を見てもらい、サラダはフランス料理ならではの器具の使い方を教えてもらいました。
来年のフランス校進学を目指す学生も多いクラスなので、ナレ先生から直接ご指導を受けられ、貴重な経験となったことでしょう!
特別講習会の終了後、最後にナレ先生を囲んで、みんなで記念写真を撮りました。
ナレ先生はその他、オープンキャンパスや校外イベントなどにも参加され、たくさんの方にフランス料理の魅力を広めてくれました!