【同じ夢を持つ仲間と頑張っています!】上月 希美さん:2024年春コース調理
「同じ夢を持つ仲間と楽しみながら学びたい」
フランスにある学校で学べる点とミシュランガイド星付きのレストランで研修ができるという点がフランス料理人を志す私にとって非常に魅力的で、辻調グループへの進学を希望した理由でもありました。大人になってから自分で海外に修行に行くことも素敵ですが、同じ夢を持つ仲間と楽しみながら学ぶ方が私には合っていると感じ、フランス校に入学しました。
実習授業は大変ですが学ぶことがたくさんあります
「実習ではスピードが大切!」
フランス校の実習ではとにかく作業のスピードが大切だということを実感しました。今までのようにゆっくり野菜を切っていると時間内に料理が完成しないので、常に速く丁寧に切ることを意識しています。また、シェフのデモンストレーションを見るだけでは私には速すぎてその場で理解することは難しいので、絶対に予習をしたり、授業後は班内でペアを組んでいる子と確認するなど、自分がわかるまで勉強するようにしています。
「フランスならではの環境が素晴らしい」
日本では見たことのない食材を触ることが多く、ラパン(ウサギ)を頭付きで捌いたり、エスカルゴを使って前菜を作るなど、フランス校だからこそ体験できると感じています。また、ナレシェフや先生方との距離も近く、わからないことをすぐ質問で来たり、技術を間近で見て勉強できることもよいと感じるポイントです。
フランス校の周辺は自然豊かで、リスやウサギも見かけるくらいのどかで驚きました。また、どのお店もパンがおいしく、今のところどこのパンもおいしいものばかりです。少し困ることと言えば、フランスは水が硬水なのでシャワーで髪の毛がパサパサしてしまうことです。日本からいいトリートメントを持ってくればよかったかな、と思ったりします。
こちらはマヨネーズ。一回に作る量もかなり多く現場での作業さながらです!
先日は製パンの特別授業がありました
フランス語授業風景。フランス語を習得することもとても大切です。
「寮生活も楽しく過ごしています」
私の部屋は4人部屋で、私以外の3人は製菓の学生です。みんなとても面白い人で、一日にあったことを話したり、お菓子を食べながら歌を歌ったりするなどとても楽しく過ごしています。また、学生が集まれる学生サロンでは班員やペアを組んでいる子と次回の実習の打ち合わせや反省会をしています。実習とは関係ない話に脱線することもしばしばありますが、いい気分転換になっています。
到着直後のバーベキューパーティーにて
「週末はシャトーの近くに出かけることを楽しんでいます!」
土曜日はリヨンやヴィルフランシュでショッピングや食べ歩きを楽しむことが多いです。日曜日は次の日が授業ということもあり、遠出はせずにゆっくり過ごしています。5月の5連休では2泊3日でパリ、ヴァカンスではイタリアとスペインに出かける予定です。
シャトーのあるリエルグ村のレストランで友達と一緒に
連休で出かけたマルセイユでブイヤベースをいただきました!
「研修では全てを吸収してレベルアップしたい」
研修を希望しています。今いる環境とは違い、研修は日本人一人で行くため、調理技術もそうですがフランス語での指示がわかるかどうかが一番不安です。ただ、星付きレストランで修業ができるということや、フランス人のスタッフやシェフと楽しそうに仕事をしている先輩方を見て、不安はありつつも楽しみでワクワクもしています。全てを吸収してレベルアップしたいです。
「フランス校に進学を考えている皆さんへ」
フランス校での生活は、平日は料理やお菓子の実習や勉強で慣れるまでハードかもしれませんが、休日はリヨンに遊びに行ったり仲間とわいわい過ごしたりとてもリフレッシュでき、メリハリのある生活が送れます。日本にいる時からフランス語の勉強はしていましたが、話すスピードや、単語も調理の専門的なものが多いので、入学を決めたらフランス語の勉強は早めにスタートした方がいいです。頑張ってください!
上月 希美(KOZUKI Nozomi)
兵庫県 武庫川女子大学短期大学部 卒業
辻調グループ出身校 辻調理師専門学校 調理技術マネジメント学科