Bonjour, 辻調グループフランス校です。6月も半ばを過ぎ、フランスは学期末です（フランスの学期は9月から翌年の7月です）。フランス人の皆さんは夏のヴァカンスに全てをかけているといっても過言ではないので（笑）頭の中はすでにヴァカンスモード、話題も「夏のヴァカンスはどこに行く？」というものが多いです。ここのところも相変わらずこの辺りの天候はイマイチなので、夏のヴァカンス中の気候も少し心配ですが、大丈夫でしょうか？暑すぎずよい、とポジティブに考えることもできるかもしれませんが、太陽がないヴァカンスはちょっと寂しいですね。

　フランス校では先日の土曜日に学校企画のレストラン食べ歩きが行われました。希望者のみオプション参加のこちらの企画ですが、ほとんどの研究生が参加しました。今回のレストランはミシュランガイド3ツ星を獲得している「MAISON MARCON メゾン・マルコン」です。

レストランの前で集合写真

　メゾン・マルコンがあるのはシャトーから車で2時間ほどの、オート・ロワール県にある山の上です。朝シャトーをバスで出発し、山頂を目指して上りました。ミシュランガイド3ツ星獲得の基準が「車に乗ってでも出かけたいレストラン」ということもあり、まさにこのレストランも公共交通機関で行くにはなかなか難しいロケーションですし、人気があるため予約を取るのも難しい名店ですので、学校での企画は嬉しいです！山頂に上がる途中にある村で一休みしましたが、こちらもメゾン・マルコン関連のお店も多く「マルコン村」という感じがします。山頂に到着すると素晴らしい景色の広がる中にレストランはありました。

テーブルごとにシェフのジャック・マルコン氏と一緒に

　こちらのレストランは近郊で採れるキノコを使ったメニューがスペシャリテです。すべてのメニューにキノコが使用されています。デザートにも使われているのには驚きです！季節のキノコとこのレストラン近郊で取れるハーブなどが使われた料理が振舞われます。皿数も多く、皆さん満足したようでした。3ツ星レストランならではのスマートで素晴らしいサーヴィスにも感動です。

　シェフのジャック・マルコン氏と記念写真を撮ったり、ブティックでレストランの本やグッズを買ったりと、レストラン滞在中には食事以外にも楽しめることがありましたね！フランスではたくさんの食べ歩きをしていただきたいですが、メゾン・マルコンはその中でもぜひ体験してほしいレストランの1つですのでとてもよい経験、思い出になったのではないでしょうか。夏休み後に行われる卒業記念制作「ムニュ・スぺシオ」の参考にもなったようです。素敵な週末の1日となりました！

調理場の見学もさせてもらいました

調理場前でもシェフと記念撮影をしました

　今週は筆記試験があったりと忙しいフランス校ですが、フランス校ももうすぐ夏休み、皆さん計画が立てたりと準備を進めています。フランスならではの充実した夏休みが過ごせるとよいと思います。夏休みまであと3週間ほど、楽しい夏休みを迎えられるようにそれまで頑張りましょう！